新型コロナウイルス@兵庫県が休業要請全面解除
5月
27日
同県を含む近畿3府県への緊急事態宣言が21日に解除されたことから、県は23日から従来の休業要請を大幅に緩和し、居酒屋などの営業時間制限も撤廃しました。一方で過去にクラスター(感染者集団)が発生したライブハウスやスポーツジムなどの施設に対しては休業要請を続けていました。
兵庫県が26日にまとめた新たな対処方針では、31日で全業種への休業要請を終了。6月1日から接客を伴う飲食店やバー、カラオケ店の営業も可能とし、感染予防のため業界団体や県のガイドラインの順守を求めます。一方で、クラスターが発生した場合は必要な協力を要請すると条件をつけました。
<井戸敏三>知事は「経済の状況は厳しく、国の方針を待ちきれない。営業時間の制限より、感染防御態勢が重要。対策をしっかりとることを最優先に、全面解除を決めた」としています。