直木賞作家<重松清>の同名小説『幼な子われらに生まれ』(1996年7月・角川書店)を<浅野忠信>、<田中麗奈>主演で映画化したヒューマンドラマ『幼な子われらに生まれ』が、2017年8月26日から全国で公開されます。
中年サラリーマンの「信」と妻の「奈苗」はバツイチ同士で再婚し、「奈苗」の連れ子である2人の娘とともに幸せに暮らしていました。「奈苗」の妊娠が発覚し、長女が「本当のパパ」に会いたいと言いはじめます。前の父親である「沢田」とはDVが原因で離婚していたため、「信」と「奈苗」は長女が「沢田」と会うことに反対しますが、長女は父親としての「信」の存在自体を辛辣な言葉で否定します。
そんな長女を前妻との間に生まれた実の娘とつい比べてしまい、現在の家庭を維持することに疲弊した「信」は、新たに生まれる命の存在すらも否定したくなる心境になっていきます。
「信」役、「奈苗」役を<浅野忠信>と<田中麗奈>が、奈苗の前夫役を<宮藤官九郎>、信の前妻役を<寺島しのぶ>がそれぞれ演じています。
監督は『幸せのパン』・『繕い裁つ人』の<三島有紀子>が務め、脚本は<荒井晴彦>が担当しています。
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