世界を再生するということ。
伽耶さんにとって、どういう意味を持つのだろう。
世界を救ってと言われ続けてきた結姫とは感じ方が違うはず。
そんな結姫と一緒に旅をしてきた天ツ神たちとも、感じ方が違うはず。
失恋し、大好きな幼馴染は人が変わってしまい、父親を失い。
そんな場面を目の当たりにした彼女にとって、鳴女の告白はどんな意味を持つだろう。
自分が継ぐはずだった天照の職を結姫が継ぐ。
それは彼女にとって、どんな意味を持つだろう。
結姫や鳴女、そして天ツ神たち。
彼らの壮絶なやりとりを聞いて、思うところはもちろんあるだろう。
けれどそれ以前に、鳴女の告白そのものは、
彼女にとってどんな意味を持つだろう。
それがわからないと書けない。
単なる説明シーンになってしまう。
味気ないシーンになってしまう。
そもそも彼女にとって、世界の存続に対する危機意識はどの程度のもの?
世界の存続に対する願いは、どの程度のもの?
次代の天照という、重圧。
世界を背負うという覚悟。
世界を救いたいという気持ち。
父親がしでかしたことへの代償。
甘やかされて育った姫君には、オブザーバーな姫君には、
そこが抜け落ちている。
【ボカロ8人】EveR ∞ LastinG ∞ NighT 【オリジナル】(Official Video)
「陽光の届かぬ塔の雲雀」。
「片恋の比翼」に比べれば、かなり短い話数で核心に迫ってます。
「片恋の比翼」は、颯太と那智の両方の視点で描かなきゃいけなかったし、
時に中ツ国も交えて描いてたから、結構な話数になってしまった。
それに比べれば、雲雀は伽耶さん視点オンリーのため、いいテンポで書けていると思う。
伽耶さん視点だと、省けるところも多いし。
でも、伽耶さんが直面する現実は、まだこれからが本番だったりする。
まだ、愛する人がバケモノに変わったとこまでしか書いてないからなぁ。
問題は、これからなのです。
彼らの最期を見届ける。
それが、タカマ本編における、伽耶姫にとっての、最大にして最後の大仕事。
恋人を撃ち落とした日 - Sound Horizon
最近、この曲をよく聴いています。
Canoue - 氷の魔女は眠る (Album: canoueIV~錆び往く禍の城~)
現在執筆中の「陽光の届かぬ塔の雲雀」のBGMとしても大活躍中☆
タイトルに「氷」とか「魔女」とか入ってるし、
曲の雰囲気や内容的にも、一見、伽耶さんには合わない気がするけれど。
なぜか妙にしっくり来る不思議。
聴けば聴くほど、我が家の伽耶さんにぴったりだ。
このかんざしもめちゃめちゃ伽耶さんに似合いそう♪
榮 - kanzashi sakae - 簪作家 2017 カーネーション 簪【 真紅 】
追記。
上の動画、さらに聴きまくったら、伽耶さんというよりも、澪標シリーズ第3部「廻り舞台と紡ぎ歌」に出てくるオリキャラの曲に聴こえてきた。
廻り舞台、早く続き書きたいなぁ。
そのためにも、早く雲雀を書き上げて、もういっこ、原作コミック最終回直後の天ツ神たちの話を書きたい。
伽耶さんって、ふわふわしてて、他力本願で夢見がちなお姫様だけど。
本当は強い人のような気がしてきた。
自分で自分の強さを知らずに、ふわふわ生きてきたんだろうなって思う。
でもある意味、覚悟を決めるというか、現実に向き合うことを決めれば、軸を持って生きていける人なんじゃないだろうか。
すごくふわふわしてるんだけど、自分がないわけじゃなくて、流されてるわけじゃなくて。
つい、夢を見てしまうけれど、目をつぶってしまいたくなるけど。
「夢」だということがわかれば、現実をちゃんと認識すれば、自分の足で生きていける。
そんな気がする。
今までずっと、夢見る夢子さんなんだけど、いざという時には、夢と現実を見極める力を持っている気がする。
夢にすがるんじゃなくて、現実を見て、どう対処すればいいかに思いを巡らす力がある気がする。
たぶん、それが自然にできるほど、聡くて強い人なんだと思う。
芯のある女性なんだと思う。
「きっと誰かが助けてくれる」、「誰かがやってくれる」から、「自分がやらなきゃ」に変わったとき。
「誰かが連れて行ってくれる」、「引っ張ってくれる」、「抱き抱えてくれる」から自分の足で歩くことを決めたとき。
もともと持っていた強さが、彼女を支えたんだと思う。
「強いんですね」と圭麻に言わしめるほどに。
あの言葉は、決してお世話ではないと思う。
ラプンツェルじゃなくて雲雀さん。
伽耶が主人公の小説スタートです。
「片恋の比翼」も「陽光の届かぬ塔の雲雀」も、まだアップしてない原作直後の天ツ神たちの話も。
いずれは「廻り舞台」の土台となる予定。それぞれは独立した作品だけど、「廻り舞台」の根底にはこれが流れてるよって作品をただいま執筆中。
正直なところ、これらの土台を書き上げないと、「廻り舞台」を書けない状態に陥っていまして。
「廻り舞台の続きをはよう!!」とお思いの方がいたら、申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちくださいませm(_ _)m
この曲もものすごく好き。
今は私の中で、伽耶姫のイメージソングっぽくなってる(笑)
ClariS 『ひらひら ひらら』Music Video
伽耶姫って、けっこう悲惨な経験してるよね。
目の前で好きな人が化け物に変わるわ、父親が死ぬわ。
天の岩戸計画(プロジェクト)の真相も、一緒に聞いているはずだし。
そんで、一緒に天珠宮に行って、
結姫の決死の覚悟も、隆臣の最期も、目にしているわけで。
隆臣亡き後、取り乱す結姫とか、
ビンガに叱咤されて中ツ国に帰っていく彼女のことも見ているわけで。
さらにそのあと、鳴女に「あとは頼みます」とか言われちゃって、
鳴女の覚悟も目の当たりにする。
甘やかされて育ったはずのお姫様が、
短期間にものすごくいろんな経験しちゃってる。
こりゃ、伽耶さんメインの話も書かないと、
先に進めないかもしんない(笑)
今後書く、タカマ二次小説の根底にはこれがあるよ~的な話をやっと書き上げられた。
原作コミックを颯太と那智視点で見つめ直し、
ふたりの片想いも絡めて描く二次小説。
最初だけは、オリジナル要素がたくさん入ってるけど、
基本は原作の展開を追う形です。
ほんと、これが完成しないと次に進めないもので。
いや、読む分には、これを読まなくても、
置いてけぼりにはならないようにするつもりだけど。
読めばより理解が深まるよって程度にするつもりだけど。
書く方としては、これを書き上げなきゃ次に進めなかった。
ほんで、さっそく次に進もうと思ったけど、
ちょっと休憩しようかな(笑)
なんで颯太は、泰造に伝えたんだろう?
結姫がベッドから消えたことと、
自分が徹夜をするつもりであることを。
圭麻に話した方が理解が早かったんじゃね?
それとも、移動時に腕力のある泰造に、
眠りっぱなしの自分を引っ張ってもらうことを、
最初から期待してたの?
でも、だったらそう言おうよ(笑)
それとも、ある意味似たような属性の圭麻に話したら、
よからぬことが起きるとでも思ったんだろうか?
徹夜&調べものを邪魔されるとか。
よもや、自分が寝てる間に那智を奪われるとか、
思ってたんじゃあるまいな(笑)
泰造は鳴女さんにぞっこんだから問題なし、みたいな(笑)
あ、そうか。幻珊瑚の時にいたのが泰造だったからだwww
でも、それ踏まえて書くとテンポが崩れる……orz
もう、何者なの、これ作った人たち……!!
壮大な世界観と繊細な心理描写。
胸に迫る音楽とストーリー。
突如明らかになる「どんでん返し」が哀しすぎて。
わかった上で最初から見ると切なすぎて。
それぞれの表情は、言動は、そういう意味だったのかと。。。
コメント欄に記載された皆さまの解釈を見てても泣けてくる。
終盤に現れる「影」とかも、めっちゃ凝ってるし。
うわぁ、マジでこんな作品を書きたい。
世界の終焉とか、救世主とか。
タカマとものすごく似てて、でもある意味、真逆でもあって。
ものすごく創作意欲を掻き立てられる作品。
【ボカロ10人】祝福のメシアとアイの塔【オリジナルMV】/【VOCALOID 10】『Blessed Messiah and the Tower of AI』【Original MV】
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