ようやく、「取り残された世界で君と見たものは」5-9話をアップ。
いかに自然に、「廻り舞台」の描写と合わせるのか。
そこが難しいなぁと思いながらも書いている。
那智の作り笑いはなんとか終わったので、
あとは空元気と本音をいかに描くのか。
草稿のままだと、あっさりしすぎている感じがするので、
もう少し作り込もうと思います。
太陽と花 高橋優
途中までノリノリで書きかけて、途中で行き詰って放置していた小説を読み返してみた。
ノリノリで書いていただけあって、意外とおもしろかった(笑)
けど、その後行き詰った感が凄まじい(笑)
未完作品としてアップするか……?
けど、あまりにも中途半端だな、こりゃ。
「片恋の比翼」のベースにもなっているんだけど、「片恋の比翼」では描けなかった、
タカマ颯太とタカマ那智の初対面シーンや、那智が颯太を押し倒すシーン、タオナの村でのシーンなどなど、いろいろ見どころを書きこんであるものの。
その後が行き詰って尻切れトンボ感が半端ない(苦笑)
タカマガハラ、原作直後の天ツ神たちに焦点を当てた話、また書き始めました。
最初の2~3話は近々アップできるのでは……?という感じなんだけど。
その後がまた停滞しそう。
もともと、草稿はかなりできあがっているんだけど。
昔書いていた時と、伽耶さんの設定がかなり変わっているからな(笑)
当時は、伽耶さんがものすごく弱くて、終始やつれて泣いているイメージだった(苦笑)
でもきっと、そんなんじゃないだろうな。
もっと毅然と現実を受け止め、天ツ神たちに話すんだと思う。
けれど、天ツ神たちの理解が追いついていかないというか。
毅然と現実を受け止める伽耶さんと、受け止められずに泣きわめく那智。
ふたりはどんな対決(?)を繰り広げるのでしょうか。
昔書いた草稿では、那智が一方的に伽耶さんを責め立てて、それを圭麻が止める、という流れだったんだけど。
今となっては、那智に勝機が見えない(苦笑)
というかもはや、同じ土俵ですらない気がする(苦笑)
「終わり」を告げる世界で、慌てふためく人々をなだめる役割も担っていたとしたら。
門を開けた瞬間に、地上に送り返されるのもわかるけれど。
原作だと、門を開けた直後は、中ツ国に戻って来てるから、
中ツ国で目覚めているから、タカマガハラでは眠っている、ということだよね?
門を開けた直後、彼らがどうなったかがわからないから、
納得のいく展開を想像できないから、「続き」の出だしが書けない。
天空に行けるのが、ごく限られた人間だとして。
天珠宮に給仕はいないのだろうか。
「城」と言いつつも、つつましい「家」みたいなものなんだろうか。
それとも、十二国記の世界みたいに、給仕も皆、一種の「仙」みたいな存在として、
特別な存在として、召し上げるんだろうか。
天空に行けるのは、選ばれた人間だけだとしたら。
天照や月読といった、新王家の人間と、思兼神。
そして、勾玉を持った者たち。
そうだとしたら、天ツ神たちが「天の岩戸」を開き、勾玉を失った途端、
「元の世界」に戻されるのは、必然。
だけど、だとしたら、澪標シリーズで天珠宮に忍び込んだ男は、
どうして天珠宮にまで足を踏み入れられたのだろう。
実は、神王家の血筋を引く者だったとか……!?
というか、神王家って何?
天照を輩出する由緒正しき家なのだから、いわば天皇家ってことだけど。
歴代の地平線の少女(ホル・アクテイ)とは、どういう関係なのだろう。
無に帰した世界を、新たに照らす「太陽」と、どんな関係で、
どうやって今の地位を築いたのだろう。
たぶんここがわかんないと、原作直後の話はもちろん、
澪標シリーズの続きも書けない。
「廻り舞台」の世界観を、築けない。
私の小説ではないことにしてしまったけれど。
原作の終盤で天ツ神たちはそれぞれ、門の前で石になりかけていた。
あれは、天ツ神たちが門の前から離れることのないように、
一刻も早く門の前で呪文を唱えるようにと、彼らを急かす意味合いだったのかなと。
「シナリオ通り」に事が運んでいたら、世界は滅ぶから、
地平線の少女(ホル・アクテイ)を除いて、全ての命が絶えるから、
天ツ神たちもそのまま、門の前で絶命するのかな。
けれど、実際には「シナリオ通り」には事が運ばなかったわけで。
スサノヲが自ら命を落とし、天照は負傷しつつも生き残り、世界は救われた。
地平線の少女(ホル・アクテイ)はと言えば、あっという間に中ツ国に帰ってしまった。
そのような状況下で、4人それぞれ、天上界の異なる場所で倒れていたとして。
いったい、誰が彼らを無事に地上まで運ぶのだろう……?
彼らがそれぞれ、自力で目覚めたとしても、
いったいどうやって下界に降りるの……?
個人的には、門を開けると同時に、
下界に送り返される、というイメージだったけど。
なんとなく全員、神王宮のそばに戻されそうだと思ってたけど。
何の根拠も説得力もないことに最近気づいた(苦笑)
早く、「廻り舞台」を書きたいな。
早く書きたいけど、原作直後の話を書かないと、書けないのがわかってるから。
原作直後の話、久しぶりに書き直そうとしたら、最初でつまずいた……orz
Youtube覗いたら、新曲見つけた。声に艶が戻っていて何より。
出だし聞いただけで、即、「廻り舞台」のイメージソングに決定。
「あの方」を彷彿とさせる曲だなと。
鬼束ちひろ - ヒナギク(Music Video Short ver.)
ようやく「陽光の届かぬ塔の雲雀」の最終話をアップしたことだし。
さっそく次作を書きたい気もしないではないけれど。
でもまずはその前に、余韻に浸りたくて、
エンディングにふさわしい曲はないかと、勝手に捜し回ってたら、あった。
我が家の伽耶さんにぴったりだ。
Suara 凛として咲く花のように
「陽光の届かぬ塔の雲雀」、最終話までアップしました。
なんだか伽耶さん、いつの間にか達観した人間になってしまった(笑)
でも、そうでもしないと、あの状況を受け止めることなんてできないと思う。
あの状況で生き抜くことはできないと思う。前に進むことはできないと思う。
本当に強い人だと思う。
次に書こうとしている、原作直後の天ツ神たちの話。
天ツ神たちの認識と伽耶さんの認識のギャップが激しいな。
ちゃんと書けるだろうか(笑)
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