タカマ二次小説「陽光の届かぬ塔の雲雀」16話~21話アップしました。 もうじき、天の岩戸が開きます。 伽耶姫にとっての最後の難関、「全てを見届ける」まであと一歩。 太陽になれなかった少女が綴る、もうひとつの「タカマガハラ」。 もう少し、お付き合いくださいませ。 suara キミガタメ 高画質 歌詞付き
天照は決して、空位が許されない存在だから、死ぬのが許されない存在だから、 譲位はあくまで生前に行われる。 では、そのタイミングはどうやって決める? 天照の力が衰えてきたときが譲位のタイミングだとしたら、 それは「天の岩戸計画」の執行を決断するときと、どう違う? 後継者がある程度の年齢になった時がタイミングなのだとしたら、 自分はまだまだ力があっても、職を譲るということ? 退いた後は、どうやって過ごすの? 未熟な天照を支えるの?太陽がふたつあったら、無用な混乱を呼ばないか? 制度の根幹に関わることがわからない。
通常のケースにおける、天照の継承式とは、どういうものなのだろう。 いや、どういうものかはなんとなくイメージができているけれど、 それはどういうタイミングで行うのだろう。 職を譲った天照は、その後どうなるのだろう。 死ぬのだろうか。それとも、穏やかに余生を過ごすのか。 余生を過ごすとすれば、どこで、どんな風に過ごすのだろう。 周囲からは何て呼ばれるのだろう。 継承式は、誰がいつ、どうやってその日取りを決めるの? 「天の岩戸計画」の執行を決断するのと、譲位を決断するのとは、何がどう違う? それがわからないと書けない。 「天照の跡継ぎ」という役割を結姫に奪われた姫君。 彼女の気持ちが、視点が、立場が、わからない。 【東方ボーカル】 「色は匂へど 散りぬるを」 【幽閉サテライト】
タカマ二次小説、「陽光の届かぬ塔の雲雀」。 ようやく筆が進みました。 鳴女の告白により、天の岩戸計画の真相を知るシーン。 ようやく伽耶視点の伽耶主体で物語を書けた。 ただ、15話と16話の流れが不自然なので、 自然に繋げるようになったら、アップしたいです。 16~19話までを一気にアップしたい。 突破口を開いたのは、「聞得大君」とこの曲でした。 【幽閉サテライト】色は匂へど散りぬるを(歌詞付き)
もしかしたら、琉球王国における聞得大君(きこえおおきみ)みたいな存在かもしれない。 だから、原作では、天照が月読の妹だったのかも。 実は、ずっと不思議に思ってた。 日本神話では、天照が姉で月読が弟なのに。 どうしてあえて、立川先生は逆にしたのだろうと、不思議だった。 あとがきか何かで、先生自身が、日本神話では天照が姉で月読が弟だと書いているから、決して先生が勘違いしたわけじゃない。 つまり、あえて逆にしたということ。 あえて逆にすることで、「月読」も「天照」も役職名であることを強調したかったのかな?って思っていたけれど。 「聞得大君」がモチーフなのだとしたら、 「おなり神」がモチーフなのだとしたら、 ものすごく納得が行く。 聞得大君 おなり神 そんなことを考えていたら、この曲が浮かんだ。 たぶん、日本神話も琉球王国も一切関係ない曲だと思うけど、 神秘的な雰囲気が、妙に合う。 【グリムノーツ】忘れじの言の葉/安次嶺希和子(Full Covered by コバソロ & 安果音)
おめでたいお姫様と言えば、 この方は典型じゃないだろうか(笑) 特に原作とか、「プリンセス」ってだけで皆から愛されて、 守られて、敬われているとかいないとか……。 特に30世紀の未来じゃあ、 「白き月の民」とやらの力で地球を支配した侵略者とか、 そうじゃないとか……。 やっぱり旧アニメが好きだ!! ちびうさが900歳とか、そんな設定必要ない!! ってか、あんな900歳嫌だ!! 地球がコールドスリープしてたって設定でいいじゃないか!! でも、原作準拠でありながらも、 旧アニメのいいところを取り入れたり、 ミュージカルならではの表現で魅了してくれる、 セラミュ(ネルケ版)3作目、「Un Nouveau Voyage」は大好き。 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Un Nouveau Voyage-ダイジェスト映像~ Pretty Guardians Sailormoon - Un Nouveau Voyage- ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Un Nouveau Voyage-外部太陽系戦士ダイジェスト映像
王女の「跪きなさいっ!!」も最高なんだけど。 召使もすごく素敵なんだけど。 ハクの「リン……」って言葉が怖い。 内なる憎しみが現れていて、怖いけど惹きつけられる。 その後、王女のフルネームを言うところとか、 目を離せない。 ああ、ハクぅぅぅぅぅぅ!!! 「白ノ娘」のクライマックスに当たるシーンを見たいです。 ……そういや、昔、そのシーンを書きたくて、小説書きかけて、 途中で行き詰ってそのまま放置してあるなぁ(笑) ミュージカル【悪ノ娘】 稽古シーン公開! 【弱音ハク】白ノ娘【中世物語風オリジナル】
というかそもそも、「神王家」って何だ? 「天の岩戸計画」が何千年かに一度、 繰り返されてきた計画だとして、 「地平線の少女」が新しい天照だとすると、 最初に生み出した人間、 聖書で言うところの「アダムとイブ」みたいな存在が、 神王家の祖になるんだろうか。 闇に呑み込まれ、全てが死に絶えた世界を照らす、 孤独な太陽。 そんな時に、最初に生まれて来てくれた人間に親しみを覚え、 「親族」とするんだろうか。 天照が、結姫のような少女だったとしても……? 神王家の歴史と謎を紐解かないといけないな、こりゃ……。 でも、これ、澪標シリーズを書き上げるためには、 いずれ必要なことだったから、 今ぶち当たってよかったのかもしれない。 【乙女向遊戲】晨曦時,夢見兮ED-鎮命歌しずめうた(附日文歌詞)
伽耶にとって、天照の跡継ぎとして育てられた、 神王家の姫巫女にとって、 終末伝説はどんな意味を持っていたのだろう。 自分が太陽を取り戻して世界を救うわけでも、 新たな太陽として世界を照らすわけでもない。 得体の知れない「中ツ国」とやらからやって来た、 「地平線の少女」とやらに、お株を奪われてしまう。 そんな言い伝えを、快く思っていたのだろうか。 神王家や、天照や、 その継承者たる自分を称える「神話」ではなくて、 自分たちとは違う人間が「救世主」として祭り上げられる。 そんな言い伝えを、果たして素直に受け入れられたのだろうか。 そんな言い伝えを、人々が信じていることを、快く思っていたのだろうか。 伽耶自身には、世界を治める意思も、 守る覚悟も乏しかったとしても。 月読の娘として、天照の跡継ぎとして、 蝶よ花よと育てられた姫君。 そんな彼女が言い伝えに触れることは、 どんな意味を持つのだろう。 もしや周囲の気配りによって、言い伝えに触れることすら、 阻まれていたのだろうか。 けれど、それを彼女の叔母である天照がよく思うだろうか。 自分の代か、それとも次の代か。 いつ訪れてもおかしくはない「世界の危機」への「対応」を、 まったく教えないなんて、そんなことがあるだろうか。 天照の職を譲るその時に、わざわざ一から話すのだろうか。 何も知らなすぎる姪に、一から教えなければいけない状況で、 職を譲ろうなんて思えるのだろうか。 世間で知られていることすら知らない姪に、 「天照としての真の役目」とやらを伝えることなんてできるのだろうか。 「終末伝説は知っていますね?」から初めて、「実は……」と打ち明けるのと、「終末伝説というのがあります。それはこういうもので……」と一から伝えた上で、さらに「実は……」と話すのとでは、まったく伝わり方が違う気がする。 正直、後者なら、私が天照なら、 不安すぎて職を譲ることなんてできない。 もし、自分の次の代で、 計画を発動させなければいけないほど、 世界が病み荒んでしまったとしたら。 そんなとき、天照を継ぐ直前まで、 言い伝えすらまったく知らなかった人間が、 ちゃんと計画を発動させられるなんて思えない。 どうしていいかわからないまま、覚悟なんてできないままに、 再生への道を開かずに、 みすみす世界を完全に死に絶えさせてしまう気がする。 そんな危険性がある状態で、職を譲ることなんてできない。 そんな恐ろしいことはできない。
金髪少女を月に例えてしまうのは、この方の影響と思われる。 プリンセス・セレニティ、またはネオ・クイーン・セレニティ。 旧アニメ見て育ったので、セレニティが実は銀髪とか、受け付けません(笑) クイーン・セレニティ(プリンセス・セレニティの母親)は別だけど、 プリンセス・セレニティとネオ・クイーン・セレニティの髪は金髪でなきゃ。 特にネオ・クイーン・セレニティにいたっては、 うさぎの未来の姿なんだから、銀髪のわけはあるまい。 特に原作準拠で行けば、不老長寿らしいから、 なおのこと、銀髪じゃなくて金髪だろうに。 なぜ原作準拠だと銀髪なのだ……。 「月の光」は銀色ではなく金色なのだと、必死に主張する私です(笑) Sailor Moon Japanese Opening theme