2013年9月8日(日) 昨日(9/07)はドバイから午後1時半にジュネーブ空港到着し、9人乗りのレンタカーを借り出し、出発、高速道路を15分も走らない内にスイス・フランス国境入出国管理ゲートへ。パスポートのチェックもなく、継続して高速道路を1時間半、一般道20分で2連泊するペルージュのホテル到着。 夕方から雨が降ってきた、それも強い雨。ヘロ。 今日9/08はペルージュ見物に半日以上使う事にした。 ペルージュは小さな小さな要塞村、と言うより要塞集落だ。砦に囲まれた集落をゆっくり歩いて一周しても15分もかからない。 そんなかわいい集落だ。しかし抜群の風情がある集落だ。もちろん「フランス美しい小さな村」に登録された村だ。 写真ではその風情が伝わらないのが残念!
2013年8月28日(水) チューリヒ空港からソウル(インチョン空港)に到着した際見た、大韓航空のエアーバス380型機。ヨーロッパ製・総二階建て・4発エンジンの大型機だ。 かつて成田空港で、ルフトハンザドイツ航空の同型機の離陸を見たことがあるけど、驚いた。何に驚いたかと言うと、離陸角度の低さだ。その時僕はヒルトンホテル成田の裏の丘陵を自転車で走っていて、低音の力強い飛行機エンジン音を藪の向こうに聞いた。はて?ボーイングの777型機のエンジン音とも異なるし??と思っていたら、藪のすぐ上空を超巨大な4発エンジンの機影が通り過ぎて行くではないか! すぐに気がついた、エアーバス380だ!と。その様相はまるで、沖縄の美ら海水族館で見た、ジンベイザメの様だった・・・ そのルフトハンザドイツ航空の380は、747機(ジャンボ機)や777機の大型機とも違って、離陸角度が低かった。まるで離陸に失敗しヒルトンホテル裏の藪に墜落するのでは?と思われるような低空通過だった!驚いた。
2013年8月27日(火) 21時半の飛行機出発までの時間をつかって、再度チューリヒ美術館に行った。美術館に入る前にランチを美術館玄関前のレストランで。ガラス張りの気持ちの良さそうなレストラン、テーブルクロスが真っ白な布製、ワイングラスが2個、フォーク2本のセッティング。・・・食べ物代、高そう。え~い!スイス最終食事だ~!と、ここは財布よりも気分優先。 結局戴いた物は、ガス水、子牛肉のマシュルム・クリームソース和え、しめて55スイスフラン(約6000円)のランチだ。(飛行機乗る前の夕食は、フランスパンのサラミ&トマトのサンドウイッチ、これ約1000円) 給仕さんのサーブは、なんとなくおざなり的で、チップなし。 チューリヒ美術館玄関右側にあるロダンの「地獄の門」を、今一度じっくり鑑賞。 入場券(約1700円、65歳以上は1100円)を買って、ザックをコインロッカーに預け、さあ!絵との対面だ。館内係員に写真撮影は?って尋ねたら「フラッシュと三脚を使わなければ、撮影出来ますよ」だって!すごい! って訳で、デジカメ持って、絵の前に。 展示フロアーはどこもスカスカ、午後の遅い時間(3時過ぎ)でもあって、どの絵の前もスカスカ、デジカメ構えても迷惑になる事いっさいなし!前回(8/25午前)よりもアジア系若者が多い。僕と同様にデジカメを持って短時間のメモ的撮りで廻っていた。
2013年8月27日(火) 今夜チューリヒ空港発、しかし小雨の天気、だからパラ飛行は諦めて、アッペンツェル市街地観光、ラインフォール、チューリヒ美術館へ。 今夏アッペンツェルは16泊もした。最近の僕のスイスで最もお気に入りの場所になっている。もう、アイガー北壁やマッターホルンの様なアドレナリンが出そうな風景よりも、ゆったりするアッペンツェルの草原と岩山の風景が良くなった。 音楽もシャカシャカ音楽よりも、クラシックやテレサテンみたいな音が良くなった。食べも・・いや、肉が好きだ、まだ。 とにかくアッペンツェル(正確には郊外のシュエンデ)のホテルアルペンブリックはスイスでの僕の心の拠点だ。そのホテルのオーナーシェフ、ミハエル(ミッチェル?マイケル?)は朝食仕事を終えた後、すぐ、今日お仕事のお休みの二十歳過ぎの素敵な娘さんと、ハイキングに出かけて行った。出掛ける前に「おい、ハル、来年も来いよ!」と堅い握手とウインクをしてくれた。ありがたい事です。何故ならこの手のホテルは、ある程度お客を選ぶ、空室があるからといって、さくさくと泊めてくれる訳でもない。特に習慣の異なるアジア人となればなおさらだ。 これも同行のお客様たちのお陰です。(昔、フランスのアヌシー湖畔のホテルで、宴会騒ぎにしてしまって、それ以降「満室」と言われて、泊めてもらえなくなったホテル2軒あり)
2013年8月26日(月) 朝、窓を開ければ冷たい空気がひや~と流れ込んできます。景色は?ダメです、エーベンナルプもホーハーカッセンも雲の中。 でも11時には雲があがるはず、日射しはないものの。 遅めの8時半朝食の前に、ランディングの奥にあるアルプゼー(湖)までマウンテンバイクで往復予定で出掛けた・・が、途中の長い急坂に心臓バクバク、僕の心臓が悲鳴をあげました。時間切れ、途中で引き返し、ヘロ。 アッペンツェルカードの無料乗車券を使って、ホーハーカッセン展望台に登るも、乳白色の雲中、巨大な電波塔の下に立っても、幽霊のようにぼんやりとしか見えません。 だめだ~こりゃ、と、今日のパラ飛行はあきらめた。片道1時間半で、オーストリアのアンデルブッフにあるパラ飛行エリアを見物しに(ここも雲底低くテイクオフは雲中)行った。なんと!2機だけ雲中から飛んで来るではないか・・・でも良い子は真似をしません。
2013年8月25日(日) 朝から「今日一日飛べない天気」、そこでドイツのノンシュバンシュタイン城を見に行くか、チューリヒ美術館に行くか迷った。チューリヒ美術館に決定。 これが「大当たり」チューリヒ美術館、展示作品の多さに驚いた! 入館料は65歳以上シニヤー料金は10フラン、僕はまだ・・15フラン。 先ずはジャコメッティーの作品見学、次が1450年~1600年代の宗教絵画)。そして19世紀の作品、20~21世紀の絵画、特別展(別料金)で現代アート(僕には意味不明なので入場せず)。 ジャコメッティーの沢山の作品を右から左から後ろから、ふ~む、と意味不明ながらも感心しながら観てまわった。特に感心したのは蝋石の上に立てられた5cmくらいの縫い針のような裸婦立像。 次は宗教絵画・・・これは精密に描かれた事と、現在ほど画材が充分でない時代に描かれた事には感心するが、キリスト教の意味を知らないから感心がわかない。 そして階段を登って近代の絵画たちの前に立って、驚いた!なんとその点数と作品のすばらしさに! 有名な画家の絵が・・セガンチーヌ、シスレ、セザンヌ、マネ、モネ、ピカソ、ゴッホ、ゴーギャン、マティス・・・わ~すご!これらの絵が「ここから近寄ってはいけません」のロープなし、「あなたの良識の範囲でど~ゾ」と言わんばかりに展示されている! これらの絵画が3点も日本にやってくれば、行列の中で鑑賞することになる事間違いなし。 沢山の入場者がいるはずなのに、入場者の多さを一切感じない、ゆったり心ゆくまで一つの絵の前で鑑賞出来るゆとり。 チューリヒ美術館を出た後、街角の近代的なレストランでイタリア料理を戴き、リマット川沿いに散歩をし、マティスのステンドグラスを観て、落胆し、旧市街地の石畳をそぞろ歩いて満足した。 雨降りで仕方なくやってきたチューリヒ美術館、なんかとっても得した気分でアッペンツェルに戻った。 パラ飛行とは別な意味で、充実した一日でした、ホント!
2013年8月24日(土) アッペンツェルのエーベンナルプは西風でダメ。 なら・・西風飛行可能なホーハーカッセン?クロンベルグ? ロープウエーを降りてから、テイクオフに歩く距離からクロンベルグに決定。 が・・クロンベルグ山頂駅に到着してみれば、風向きは南風・・飛べなくはないが、林がローターを生む。しばしお茶して風待ち。 結局、お客様1名テイクオフ・・目指したサーマル(上昇風)を見事にヒット、きれいな円周運動を繰り返して、上昇、それを見ていた地元の上級フライヤー2機がそのサーマルに集まって、3機が協力してさらに上昇。 僕らはそれを見て、ロープウエーで下山・・・難しそうな風だし、雨雲が近づいているから。 ロープウエー乗り場脇のランディングでピクニックランチをしながら、パラ飛行を眺めていたが、その内、飛ばれたお客様を含め、翼の両翼端を折って、下降を急ぐ姿が・・・。雨が降り出したのです。お客様、無事ランディング。 そして、猛烈な雨が降り出したのです! こうなればパラ飛行はすっかり諦めて、チーズ工場見学へ。
2013年8月23日(金) 南西の風・・これはアッペンツェルのエーベンナルプには良くない風向き。 でも正午ごろから北西に変わる予報なので、とにかく無料ケーブルカー券を使ってエーベンナルプに11時に登り、展望レストランで風待ち。 アクロバット飛行をする二人が小型のパラグライダーでテイクオフ、その空中動作を見て、僕らはまだ待機。結局昼食をエーベンナルプ展望台で食べて、さらに風待ち。午後2時にようやく僕らもテイクオフ! なれどもお客様は、ほぼぶっ飛び、僕はアルプシーゲルの絶壁の上昇風を使ってどうにかステイ、けどお客様と歩調を合わせてまもなく、ランディング。 2本目も同様の飛び。 夕方、お客様がマウンテンバイクを借りたい、との希望があり、以前僕のマウンテンバイクを素早く修理してくれた「ダニーの自転車屋」に行った。 子供の自転車購入のお客様が二組、子供のキラキラした顔が印象的だった。子供にとっては大人がマイカーを納車日当日と同じ気持ちで輝くのだな。