ハルのブログ

朝7時半、すっかり晴れ渡り、下界に雲海。・・・それにしても今朝3時半の星空は見事だったよ。目の悪い僕がメガネを掛けなくても、北斗七星、北極星、カシオペア、オリオンが確認出来るほど、スカッと澄み渡った夜空だったもん、ルン。 そして北アルプスの稜線を見れば、着雪しているではないか！初雪か？ 昨日今日はパラグライダーの大会（レース）。でも僕は選手じゃない。「ダミー」といって選手達の為に飛んで空気の状態を確認する役目。・・と言いつつ勝手に飛んでいるけど・・・。 テイクオフ前のファーストサーマルに乗る。稜線には初冠雪か？ 今日の相棒は、三日前にフランスから成田空港到着した、リトルクラウド社のグラッチョ（グースMK3の後継機）。思うように動く。ここ！って所で旋回してくれる。楽しい！ 紅葉がきれいだ！青木湖も見えてきた。 充分楽しんだ・・・2時間50分。眼下の田んぼ三枚にあるランディングに着陸する体勢に入るよ。・・・今日もイイ日だった、ルン。

沢カニが・・・ ドングリがいっぱい。 押し上げ終われば、気持ちのイイ、シングル（ハイキング道） 油断は禁物、根っ子、落ち葉の下に隠れた苔岩、これが滑るんだな。 昨日MTBデビューのお嬢様も、倒木を越えられるか？ ・・・うまい！越えたよ！ 古希間近のこのおじさん、どお？このスピード感｡

五龍のランディング、寂しそう。 飛べない。午前中はだらだら・・。午後は古いパラグライダー仲間が集まって、昔話、それから地球的規模のおじさんT澤さん、それにK田さんも加わって、ペルー、カルフォルニア、ハンググライダー創世記のお話・・・面白い！！　　 夕方になった、雨が止んだ。Sちゃんから「行く？」ってLINEが来た。「山道、滑るよね、ドロンジョになるかな？」って僕。Sちゃん「ドロンジョが怖くてMTB乗れっか！」って。「ハイ～！」・・て訳で、MTBへ。 ダブルトラック（林道）は鼻歌で。 余裕、余裕 楽しいな と、思いきや！待っていたのは押し上げ！蒸し暑い。ヘロ 昨日MTBデビューのお姉様も、頑張って押し上げ、押し上げ。

上野公園東照宮。夕方４時、この時間、歩く人の半分は外人。しかも中国語圏ではなく、東南アジア系＆白人系の人達。中国語圏人は何処へ？ 上野寛永寺裏、谷中墓地。僕はお墓、好き。墓標を読むのが好き。その人の歴史を想像する事が面白い。そのきっかけは高校時代の美術授業をサボタージュする事から始まった。その訳はまた後日。 JR王子駅近所、飛鳥山公園。D51（デゴイチ）があるよ。美しくたくましいね、D51。力をもらえそう。結局2時間8分走れた。距離は17km。よし！

この美術館は北浦和公園内にある。公園内には音楽に合わせて噴水口の噴射方向と強弱が変化する。なかなか見事だ。子供達が大喜び（大人は静かに喜ぶ）。 パブロ・ピカソ「静物」1944年　65.7ｘ92.1cm　　入館時、たまたま学芸員（？）の男性が解説をしていた。耳を傾けた・・・ふ～ん、そうか～、絵ってそう云う見方もするんだ～、って勉強になった。この絵も、鏡に写った白黒の部屋は、この時代（第二次世界大戦）を憂いていた表現、珈琲カップ部分はピカソの顔、ローソクは部分は友人のマティスの顔、間に＆マーク。つまりピカソ＆マティス。・・・・ほ～！なるほど。 クロード・モネ「ジヴェルニーの積みわら、夕日」1888ｰ89年　65.0ｘ92.0ｃｍ　　モネは「睡蓮シリーズ」の前は、この「積みわらシリーズ」解説者の点描の事、教えてもらった。確かにこの絵、光を感じるね。 ジョルジュ・ルオー「横向きのピエロ」1925年頃　64.3ｘ45.8cm　　ルオーは沢山のサーカスを描いた、その中でもピエロを。観客に見せる道化師の顔から、ピエロ役の彼が、素顔に戻っている。いつわりの表現を生業とするピエロ役者。・・・人は大なり小なり、生業のために偽りの表情で生きているのか？ モーリス・ユトリロ「旗で飾られたモンマルトルのサクル＝クール寺院」1919年　81.0ｘ60.0cm　　ユトリロの特長・・・白い建物を強調して描く・・・白の時代。 ポール・デルヴォー「森」1948年　127.5ｘ152.8cm　うっそうとした森にキラリと光る列車の赤いテールランプ、それと満月。ぱっと見、アンリー・ルソーの「夢」（1910年）を思わせる。 横山大観「朧夜（おぼろよ）」1958年　62.0ｘ83.5cm　　僕は横山大観、あまり好きな画家じゃない。しかし今回、日本画をず～っと観て廻って、素通り、しかし最後にこの絵の前で足が止まった。誰の作品？っと名札を見たら、横山大観だった。やっぱり大観って抜きん出た画家なんだ、と改めて思った今日。 地下一階にあった。誰の作品か忘れた（日本人じゃない）タイトルは「枢機卿」・・・ふ～ん、僕、オブジェに興味なし。しかしこの美術館の入館料300円。いいね！また来よう、ルン。

松茸産地の長野県上田市のスーパーマーケットでは、松茸がお買い得価格で売っていた。 だいたい１本千円見当だね。上田市近所の道の駅では、その５割増し‼ 青木パラグライダースクールの岸さんが、採って来たキノコ達。しかし、今秋は、キノコ関係の事故が多発している。キノコ狩り中の滑落事故、それと毒キノコによる食中毒。キノコを頂くのも命がけ？ 周り中、松茸の香りが立ち込め、幸せな気分、ルン。 岸さんいわく、豊作だからと云って、松茸ご飯に沢山松茸を入れればイイか？ってもんじゃないらしい。適量、と云うものが有るんだと。

アンリー・ルソー・・・って云えばこの「夢」でしょう！　1910年　204.5ｘ298.5cm　ニューヨークのMoMA近代美術館所蔵。

ハーモ美術館は諏訪湖畔に建つ。湖越しに富士山も望める。諏訪湖は一周16kmだって、しかも膝にやさしい走行用の路面になっていると云う。 入館料1000円。入館時間は午後2時過ぎ。入館者は僕の他に6人だけ。地方の美術館はこれだからイイ。「今日の一枚」は、これ！秋っぽくていいじゃない？タイトルは「果樹園」1886年　38ｘ56cm これも良かったナ。「郊外」1896年　49x65cm 「マルヌ河畔」1906年　40ｘ52cm 「釣り人のいる風景」1886年　23.5ｘ37.0cm 驚いた！グランマ・モーゼの作品もあるなんて。
「道に架かる古い小屋根」1948年　39.5ｘ49.7cm　　　モーゼスの作品って、アッペンツェル絵画を思い出させるね。 グランマ・モーゼス「春の花々」1961年　40.6ｘ61cm
彼女の101歳時の作品。しかしこの作品完成4ヶ月後にモーゼスは亡くなった。 アンドレ・ボーシャン「楽園」1954年　75ｘ1015cm　　　アンリー・ルソーの「夢」を思わせるネ。

観て良かった！黒木華＋樹木希林・・・上手いね！ふたりとも。