ハルのブログ

帽子が風で飛ばされそうになる程だ。しかし気分はよし！時間は夕方。大きな船が修理に入っている。建造中のも有る。大型船を見ると夢が広がる。「海は広いな大きいな、行ってみたいなよその国・・」唱歌が頭の中を流れる。 夕方17:40の外気温。涼しい。 函館西ドッグ近く、幸坂のナナカマドは色づき始めた。 函館山麓、船見町の高龍寺。歴史の浅い北海道寺院の中で、国の重要文化財10件を有する。函館で最も古いお寺。建築物と彫刻が見事だ。明治の初めに越後からの材料、大工で建立したと。これは山門。 本堂。 高龍寺を更に登って行くと、各寺の墓地が集合している。キリスト系、中華系の墓地もある。外人墓地もここにある。この函館厚生院墓地は、身寄りのない方のお墓だろう。帽子を取って深く合掌。 こんな墓標も。・・ちょっとネ～。 夕方５時の合図と共に、一斉に漁船が列をなして沖へ向かう。多分イカ釣り船か？

今朝の車中。 朝食はこんなもん。このバタール、小樽のスーパーで買った・・ペケ！味も香りもなし。 岩内道の駅目の前に木田金次郎美術館がある。僕の好みの作風ではないが、覗いてみよう。 ・・が！しかし休館日だぁ。そっかぁ、昨日の定休月曜日祝日開館による代休館日だ、ヘロ。一層雨脚が強くなって来た。 去年の良い印象から、岩内に来たらここの焼き魚定食を頂こうと決めていた。北緯43度・・この言葉に心が踊る。 「美味しいのに人気ないですぅ、にしん定食800円」の表示が面白い。去年は「すごい定食」を頂いた。今回はサーモンハラス定食を・・さて？ 来た！・・何か予想よりもサーモンハラスが小さいなぁ・・。結論、ちとガッカリ。次回は別の店に行ってみる。

朝食は昨晩の炒飯を湯煎で温め、インスタント生味噌汁に乾燥ワカメを足しお湯を満たした。これだけ。 時間経過と共に雨が本降りに。札幌道中の中山峠は強い雨。北海道立近代美術館到着。いつでも美術館入り口は、気分がリセットされる。 今日のお目当ては、こっち。こっちはシニアは無料。こちらはガラガラ。ゆったり楽しめた。 こっちはどうでもいい。¥1600。でも折角だから観てみた。結構な数の入場者。三密ギリギリ。 ジュル・パスキン「放蕩息子」1922年。 ふ～む、こんな世界が有るのかなぁ、モンパルナスの王子と言われたパスキンは自分の心境を描いたのかな。 シャガール「パリの空に花」1967年。シャガールは美しいけど、意味が理解できない。愛と西洋宗教が理解できないとダメかな？ ユトリロ「モンルージュの通り(セーヌ)」1910年頃。ユトリロは好きな画家のひとり。これも消失点を使っていて気持ちがいい。 マリー・ローランサン「三人の娘」1943年。この娘達、何をしたいるんだろう。時間を一瞬止めているけど。 ヴラマンク「風景」1920年頃。勢いを感じる。 ヴラマンク「村」1950年頃。上の「風景」とこの絵とには30年の歳月がある。彼に何が有ったのかな。 林竹治郎「母と娘」1921年頃。三岸好太郎の先生だって。この林竹治郎の他の作品も観てみたくなった。「今日の一点」はこの絵にした。 三代将軍徳川家光「木兎図」(ミミズク・ズ) 徳川家光「兎図」

お抹茶タイム。お菓子は7&11で買った月餅。(グレース撮影) 台湾人のグレースはパラ飛行練習生。お抹茶は初めての経験らしい。 校長の「西さん」（本名は西泉）も点ててみます。 お抹茶タイムの後も、談笑しランチタイムになった。僕のランチはご飯を鍋で炊いた。それにレトルトカレーを温めて、生玉子を掛けて・・うまい！ご飯はこげた。水加減が今ひとつピッタリ来ない。ヘロ。 ルスツ道の駅で買った、北海道産。１本130円。しかし、ペケ。群馬県草津の方がはるかに美味しい。あなたはトウモロコシ、茹でる派？焼き派？僕は焼き！断然。大人になって都会に出てくるまでトウキビ（そう呼んだ）の茹でる事、知らなかった。 おこげのご飯を炒飯にした。ステーキは昨日買って置いたグラム325円の。 ステーキの味付けは塩＋黒コショウ。ワインのG7はカベルネソーヴィニオン。セイコーマートで480円。費用対効果、抜群にいい！（と思う）インゲンはバハマくれた。 農作業のトラックターも家路を急ぐ。お疲れ～。

気温は20℃を切った。今の時間は朝の05:50。 あ～いい空気。走れる気力、体力、環境がまだ僕にはある。有り難い事だ。感謝しながら走っている。 ほんの数日前はチラホラ咲の秋桜だったのに、今朝は結構沢山咲いている｡秋が始まるのかな？ 時折陽が射すが、風が吹いている。しかも東風。う～ん、このままの風だと今日は飛べないナ。 5kmを48分のゆっくりペースで走った。ゆっくりと言ったって、今の僕にとってはこれが精一杯よ。走り終え牛乳を飲んでいたらO島さんがやって来て、パチリとやられた。

5m/秒超の強めの風。ナミちゃんも僕の機体で楽しげに遊んでいる。 尖り赤い屋根の向こうに夏雲がモクモク。 「山形カローラ機」は元気に北海道で活躍しているよ、ルン。

朝霧が晴れた。海猫がうるさく鳴いている。 朝食。野菜が無いなぁ・・納豆は野菜？豚肉と玉ねぎ炒めは昨晩の残り物。これにミニトマトと人参のピクルス。 1時間15分ドライブでルスツZAMに来てみれば、グレースが大喜びポーズ。何故かと言えば、注文したパラグライダーが到着したから。グレースは今夕、高高度飛行の初飛行の予定。 グレースの初飛びサポート前に飛んだ。いつもの小川の淵をねらって行ったら、今日もビンゴ。1000ｍちょっとまで揚がった。・・けどそれ以上揚げるつもりは無い。テイクオフの山、橇負山に戻る。 橇負山の背後の山、尻別岳。 トップラン（離陸地に着陸する事）し、さあ、白樺林の日陰で昼寝、ルン。 昼寝が終わって飛び出し、ランディング上空へ。 僕の機体影が。 いつ見ても北海道の畑は美しい。 遅いランチはパスタをさっと茹で、インスタントの「たらこ」をまぶした物。ピクルスは今朝「カンタン酢」にほおり込んで置いたもの。 グレースの初飛び前の、西さんによるタンデム講習中。 めでたくグレースの初飛びも終了。今日もイイ日だった。その良い日の太陽が沈んで行く。太陽にお礼の合掌。

その店先。 ランチは１種類。食材はどれも地元蘭越もの。味覚障害中の僕でもその美味しさを感じる事が出来た！特に、コーンスープは焼きトウモロコシの様な昔懐かしい「とうきび」の味が・・。ちょっと男子にはボリュウムが不足かも。しかし味はいい！再訪を必至。 デザートはこのプリンかパウンドケーキかの選択。このプリン、イイよ。ブルーベリーは昨日なっちゃんが赤井川で摘んで来たんだって。 これは「あま酒」・・？？・・地元麹を使った甘酒によつ葉牛乳で割ったあま酒。ふむ、いいゾ。 「小屋」の雰囲気。室内は薪ストーブが鎮座した１０人位の客用席。お父様は大手電子企業のITエンジニア。なっちゃんは今から千歳空港から東京の自宅に帰るんだと。 蘭越の消火栓。消火栓の高さから雪が深いことが読み取れる。 JR函館本線昆布駅前の温泉に入った後、日本海まで30分のドライブ。日没に間に合った。 滅多にビールは飲まない。けど、冷蔵庫によく冷えたビールがあった。これを飲みたくなるほどの気温だった。 18:43・・夕陽が沈んで行く。 今夜はこの浜で泊まりだ。・・夜、見事な星空が見られた。一人で見るにはもったいない星空だった。

昨日雨が降って来て飛べなかったY本女史が今朝の最初のタンデム飛行人。西さん、機材の最終チェック中。 行きます！Y本女史、うまいぞ！ 西さん、転びそうになるY本女史とグライダーを上手くコントロール、さすがだ。 グライダーが安定した・・さあ！空中に出るよ！小柄なY本女史はもう浮いちゃった。 離陸！ いってらっしゃい。 ランディングしたY本女史を、昨日飛んだ彼女の仲間が待ち受けて、パチャリ。 Y本女史と西さん。どちらも満足げ。

今日はこのポスター「チベット」に引かれたのと、大雨で外遊びが出来ない理由で、やっとこの小川原脩作品に会いに来た。このチベット紀行の作品を観た後の印象は、このチベット以前と以後の作品には大きな違いがあるね。チベット以降の方がうんと、好き。 倶知安住宅街の広々とした公園内にこの美術館はあった。 天気が良ければ、この窓の向こうには羊蹄山が近距離でド～ンと見えるのはず。 この座り心地の良さ気な革張り椅子で、ぼ～っとしていたいが今は、閉館間近。 こぢんまりとした展示室。スッキリと。 気に入った作品で、ハガキにして販売されていた作品から・・作品タイトルは「天上の使者」とある。そうか、鳥葬の国だからなぁ。 ラダックに僕が行ったのは40年も昔かな？その時の印象がこの絵から蘇る。 チベットにはついに行けて居ない僕。しかしこの雰囲気は理解が出来る。動物たちとの生活距離の近さ。生きる物全てが近くに存在するヒマラヤの生活。