ハルのブログ

スカッと秋らしい朝だ。ここは留寿都（ルスツ）。背後はパラ飛行テイクオフの橇負山（ソリオイヤマ）。ここが僕の北海道旅のベース基地だ。 テイクオフに登る道が、秋らしくなって来ている。 タンデム（二人乗り）パイロットの「西さん」（正しくは西泉さん）、前方から風が吹いて来るのを待つ。タンデム機は翼の面積が大きい。しっかり風を読む。背後の山は羊蹄山。 今日は予報に反して風が弱いか、無風だ。僕は練習生が使う初級機翼のテスト飛行を。 ２本目は、自分のGT2-20で飛ぶ。初級機と違って、シャープに飛ぶ小気味良さが気持ちイイ。滞空時間よりも操縦性を楽しむのだ。だから翼面積小さな方が楽しい。 17:34。夕暮れが早くなった感じ。

朝ご飯は帯広市内のファミレス7時開店と同時に入店、3時間も滞在（ブログを更新していた）。そして昼食は11時開店のこの蕎麦屋（オーナーはパラ飛行人）で。もちろん新蕎麦。ミニ天丼付きで1.200円。うまい！間違いなく。蕎麦の角がしっかり保てている新蕎麦だ。 50円追加でこのアイスクリーム。珈琲味。これにお好みで蕎麦を振り掛けて召し上がれ、と。しかし食感の違うもの、どうも僕は好まない。 雨がドシャドシャ降っている。今日は日勝峠越えで日高山脈を越える。峠は紅葉が進んでいる。ピント甘くてごめんネ。 苫小牧から支笏湖湖畔を経由する。その湖畔ではよく蝦夷鹿に遭遇する。今日も１頭＋３頭＋１頭＋１頭、と４回も出会った。夜間にここを走ると、この鹿が道路に飛び出して来て、危険なのだ。 お昼の蕎麦が重たかったのか、夕食を食べたいと思わない。しかしパソコンを叩いている内に少し空腹感が出て来た。今更晩ご飯を作る気力は無い、で、これを。

風速は変わらず上がって来ないが、風向がわずかに良くなって来た。なんとか浮いて居られる。信チャンが撮ってくれた。 これも信チャン撮影の僕。 この海岸リッジを飛ぶ。 「教授」も近づいて来た。一緒にしばし飛ぶ。 すみません、でかい面で。僕の髭、無くなってもう２ヶ月以上。気づいた友は、数人だけ。 おっ！イイ風になって来た。 道路に沿って飛ぶ。運転手と視線が合うことはしばしばだ。向こうは乳牛の牧場だ。 大型トラックが砂利道を砂埃を舞上げて行く。その上を信チャンと今野さんが飛んでいる。 信チャンは、超オーバーウエイトでSサイズのパラを飛ばしている。 ここのベテランパイロット、釧路在住の今野さん 信チャンがグライダーを更に小さな、ミニウイング、GT2に乗り換えて飛び始めた。よし！僕もGT２で飛ぶ。 かつてはオートバイ乗りだった僕らには、このリトル・クラウド社のGT2のスピードとシャープな旋回が楽しいのだ。空中に浮いて居るのではなく、空中を飛ぶのだ。 揚力が弱くなって来た。「浜の人」になる前にテイクオフ地に着陸だ。 テイクオフ＆ランディング上空。降りま～す。今日は「トンネル」に行けなかったけど、楽しかった！田代さん、ありがとう。 信チャンも降りて来た。 十勝太で楽しく飛んだ後は、お決まりの豚丼。帯広市内のこの豚丼屋、お店の場所が変わっていた。 味、値段、盛りは変わらず。お店がキレイになった。注文したのは、特上バラ肉丼＝1,200円。タレが鰻丼とそっくり。だから山椒を振り掛けて頂く。・・うまいぃ！ルン。

今朝、新冠から残り180kmをゆっくり走って来た。午後からの方が良い風になるとの予報でね。到着は正午。弱い風の中を「仙人」が辛うじて飛んでいた。 信チャンはミニウイングしか持って来ていないから、しばし様子見ね。 僕も様子見。 しかし、しびれを切らした信チャンが、超重量オーバーになるSサイズで飛び出した。・・さよ～なら～。と「浜の人」へ。 浜の人は、エッチらオッちら、15分登って来る訳よ。この写真を撮っているのはオイラ。って事はオイラも浜の人。ふ～！ 二人して浜の人。「ぶっ飛びが怖くて十勝太で遊べるかぁ！」と強がりを言っちょります。結局この御仁、３本半、浜の人に。半は途中の台地の降りたから。 オイラ。風が後１m欲しい。風向きは正面風では無く45度の南東風。さて？浮くか？えい！ままよ！と、ノーマル機（と言っても22m2の古いMK3)でテイクオフ。 田代夫人が爽やかにテイクオフ。浜の人になることも無く、しっかり空中の人に。さすがだね。

今日の朝食はこの海の見える所でネ。 ゆったり過ごす。潮騒が心地いい。 今朝食べる物を全部並べてみた。 昨晩の残り物、カツサンドを焼いてみた・・いけるね。 このフライパンはお皿としても使う。この手のシュークリーム、好き。 路傍の花草が、いつの間にか代わっていた。オオハンゴン草からこの紫色の小菊に。 何という名前？これが道路脇をダ～ッと飾っている、今の北海道。 新冠、静内、浦河辺りは牧場が多い。そりゃそうだトップクラスの競走馬の育成牧場地帯だからね。 この街道は別名「天馬街道」と言うのだそうだ。ぴったりだね。 国道にこの標識。 カメラを向けたら、遠くからゆったりと僕に近づいて来た。 かわいいね。この子馬達が、いつか見事な走りを見せてくれる訳だ。 日高と十勝を分ける野塚トンネルを越えて、十勝平野に降りたら、馬では無く乳牛に変わった。 夏の北海道を盛大に飾っていたオオハンゴン草は、今、こんな姿。

05:41＝倶知安の朝。羊蹄山が聳えている。見応えのある朝だ。日の出が楽しみ・・と思いきや、この20分後には日の出どころか、全面高層雲が張り出して、朝陽の楽しみは無し、ヘロ。 05:38の外気温は10℃を切った。 朝食。昨日昼に炊いたご飯の残りをお茶漬けに。最近お茶漬けがお気に入り。 練習生は熱心に「小山」で基礎練習 (西泉さん撮影） ランチはカレーうどん。カレー付けうどんネ。カレーは出汁で伸ばすことはせず、コッテリしたのが好き。食べる時、前掛けはしますよ。飛び散るかからネ。

ルスツまで後15km、ここは洞爺湖道の駅。羊蹄山はあいにく８合目から上は雲中。 今日のルスツは十勝太チームが来ていてにぎやか。 午前11:00の外気温。ルスツ。 ルスツに来てみれば、練習生もバリバリ飛んでいる❗・・で僕は？ テイクオフに登る車の運転手。ヘロ。 蔦がイイ色になって来た。 テイクオフは強目の良い風。 今日のランチは卵掛けご飯、だけ。 夕方16:00・・風向きが怪しくなって来た。・・飛ばずに下山。 夕食、ラーメン？何ヵ月ぶりかな？ラーメン食べるの。これ990円！僕の頭の中は、ラーメン＝650円が相場なんだけどなぁ。

で、練習生は地上基礎練習。 このパラ飛行練習生のお嬢さんは、かつては市民吹奏楽団でホルンを吹いていたって。で、10年以上ぶりに自分のホルンに息を吹き込んだ。当然まだ往年の音色は出ないだろうが、僕には心に響く音色だ。生の音って、いいね！

渡島半島日本海側、棚瀬から日本海に沿って南下。素晴らしい海岸が続く。 そして冬季に訪れてみたくなった。この奇岩の並ぶ日本海側海岸線を。 到着！・・どこへ？・・日本一危険な参道と言われる、太田山神社入り口へ。 その神社は、鳥居のずっと上方岩肌の一画に有るらしい。 いきなりステーキじゃないが、いきなり急な階段で始まる。 国道229号からすぐ、その参道は始まり、尋常で無い急な石段だ。しかも上部に行くほどに更に急勾配になる。体が日本海に落下しそう。太いロープが２本垂らしてある。このロープに掴まらん事には、不安だ。そして階段が終わっる参道終点までず～っとロープが張ってある。手袋要るなぁ。 こんな所がズッと続く。 急な参道にズッと張られたロープにつかまりながら、ここまでやって来た。登り口から40分。・・え？ここを行くんですかい？旦那。 グぇ？！本当ですかい？旦那。こ、ここ、登るんですかい？マジ？鎖、と言うよりは鉄輪だよ、この輪っかに足を入れてよじ登るんですね？ 旦那。て、手を放したら確実に100m下の谷底に、いや日本海まで空中落下しますね？（ロープは持参品です） ・・ふ～ぅ。到着！終点はこんな可愛らしいほこら(祠）が祀ってありました。普段は10円のお賽銭の僕でも、この祠には100円のお賽銭を。 参道で見たこの花、大文字草って言うらしい。 無事にお参りを終え、その祠のあった岩山を見上げた。

函館市内の遊び仲間のマンションに月見と称して集まった。適当な花瓶が無いぞ・・ならコップを工夫して僕がすすきと野葡萄を投げ込んだ。この猫くん、人間的な反応をする変わったネコなのだ。名は「ビクター」?・・嘘です。 このお饅頭、残念！こしあんなのだ、粒あん派の僕にはニュルッとした餡の食感がダメなのだ、ヘロ。 この野葡萄？川原の地べたに弦状に張って生えていた。楽しい色だ。初めて見たかも。 すすき、ってスクッとしていてイイね。適当な花瓶が無いけど・・ 18:40 出たぁ！お化けじゃないよ。月が出た出たぁ、月がぁあ出た、ヨイヨイ。 都会で見る満月、あまり記憶がないなぁ。