ファルコン昆虫記(459)【セスジスズメ】(2)の終齢幼虫
6月
18日
チョウ目(鱗翅目)スズメガ科の「蛾」に分類され、若い4齢幼虫は 黒色の体色 ですが、終齢(5齢)幼虫になりますと茶褐色になり、背中に横筋が入り、両わき腹に7個の<眼状紋>が目立ちます。
スズメガ科の幼虫の共通の特徴として、尾部に<尾角>と呼ばれる突き出た器官がありますが、刺すこともなく毒もありません。
【セスジスズメ(背筋雀)】の幼虫は、作物の葉を食い荒らす害虫で食欲旺盛、数日で数倍の大きさに成長し、80ミリを超える大型のイモムシです。