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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(106)『治験』仙川環(双葉文庫)

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今年の読書(106)『治験』仙...
著者お得意の医療分野のミステリー小説です。
単行本としては、同じ双葉社から2008年7月に刊行されており、 以前に読みました 『潜伏』(小学館文庫) よりも出版は早いのですが、文庫本化は遅れました。

ひとつの職業に居付けない主人公<宮野正志>は、失業保険の手続きで寄ったハローワークで、アメリカで開発された健康食品「マックス・イミュノ」の日本代理店にならないかと、一人のアメリカ人に声を掛けられます。
ガンに聞くという触れ込みで、年収1千万に引かれ、持ち前の気軽さで引き受けてしまいます。
飼っている愛猫がどうやらガンらしいと友人の獣医から指摘され、気休めに「マックス・イミュール」を与えるのですが、死んでしまいます。
友人の獣医の指摘から、「マックス・イミュール」は毒性があるのではと感じた<宮野>は、真実を追い求めてアメリカまで渡ります。

普段無責任な生き方をしている<宮野>ですが、他人を巻き込んでまでお気軽人生を歩む気はない一本気があり、予想できない行動も面白く、展開を楽しみながら読み終えれました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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量産型水野
量産型水野さんからコメント
投稿日 2012-09-17 00:36

無職で仕事を探していた時期の時楽して稼げる仕事が無いかなって冗談で探していた時治験ってのを知って調べてみると開発した薬とか飲まされたりと結構恐ろしい内容だったのは覚えてます、治験は安易に引き受けるものではないっすね

しかもほとんどは健康な人が採用理由だから本当に健康な人だったら治験なんかしないよね

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2012-09-17 16:16

モルモットやマススの次に行うのが、人間相手の人体実験だと思います。
誰かがしなければいけにのでしょうが、なぜ開発者自らが行わないのか、 疑問に感じています。
金額が高い分リスクを伴いますので(多分)、お金に吊られてするものではないでしょうねぇ。

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2012-09-22 08:33

健康に良くないかもしれないのになぜ?と思ってしまいます。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2012-09-22 18:33

病気を治すために薬が必要なのは理解できますが、また副作用があるのも薬です。
水のありがたみと同様、健康のありがたみを感じなければいけませんね。

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