《襍・/・囈  〝2023回顧(2)〟  ❖ ’23-143 ❖》

ブッシュカン(佛手柑) ミカン科(Rutaceae)
学名:Citrus medica var. sarcodactylus
ダイダイと比べると大きさがわかる。
正月飾りに似合う!!
見慣れた飾り付けに比べ迫力がある。魅せる!!
 
《 幸運を呼ぶ果実!?! 》
これが柑橘!?!と驚く程の形の奇妙な柑橘植物である。
"縁起物"として有名な『仏手柑-ブッシュカン-』だそうだ。
ミカン科ミカン属の一種で檸檬や香母酢や柚子等と同じ香酸柑橘類。
Citrus(シトラス)は、レモンの木に対する古い呼び名。これが属名になった。
元はインド原産「シトロン」の変種で、果実の形が手の指に似ており
千手観音を思わせることから「仏手柑」と呼ばれるようになった由。
ブッシュカンには実がない。断面は、どこを切っても白い綿の様である。
更には、仏手柑は、桃、ザクロと共に縁起が良いと言われている。
果物の吉祥文様の三果文(サンカモン)のひとつとも云われている由。
仏手柑(ブッシュカン)は縁起物としてお正月の飾りにも使われている。
一般的に流通量が少ない仏手柑(ブッシュカン)、多用されるのは年末年始。
値段的にも高価、他の柑橘類に比べるとであるが。
お正月のお供え餅の上に橙(ダイダイ)を載せるのは、普通だろう。
仏手柑(ブッシュカン)も正月の飾りに使われている(実際に見たことは無い。
飾り棚にしつらえるだけで雰囲気のある空間になる事は想像に難くない。
枝先に水引をつけ、和紙を引いて飾ってみるとお正月らしい雰囲気だ。
変わった果実を用いるお正月の飾りに使ってみたい。
*      *      *
仏手柑は、果皮と葉にユズ(柚子)等の柑橘類に似たシトラスの強い芳香がある。
果肉が無いので分担同様、皮の渋を抜いて砂糖菓子やマーマレードにして食用とする。
皮を乾燥させ漢方薬とする。そして花言葉には「本当の私を見て」「媚びない美しさ」。 
樹高2m前後。葉は、互生。葉腋から総状花序~円錐花序を出し、白花、花弁5枚。
果肉色は、黄色。実重量、50g。収穫期:12月~1月。
*      *      *
今年の己は、諸々の事情で行動が思うように出来なかった。
仲間も気遣ってか??探訪のお誘いもなかった。
我慢して、漸く動ける状態になってきた。
動けないことで、利点もあった。植物観察記録を読み返せた。
記録資料は、両親のものだ。それを見てブログに使えて幸運だった。
来年は、より良き年になってほしくせつに思ってやまない。

「令和伍年(皇紀2683年)12月30日、記」

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