《 雅羅・/・〝里緑地の花 '11-3〟❖ ’24-318 ❖ 》

コウヤボウキ(高野箒) キク科... コウヤボウキ(高野箒) キク科(Asteraceae)
学名:Pertya scandens (Thunb.) Schultz-Bip.
synonym Pertya ovata Maximovicz
別名:キジカクシ
コウヤボウキ(高野箒); 本州... コウヤボウキ(高野箒);
本州(関東地方以西)、四国、九州の山地の日当たりのよい林縁などに生え、
やや乾いた明るい雑木林の林床や林縁に見える、と図鑑等にある。
が、自生地環境に付いては場所や日陰等で色々な場所で見られる。
草本に見えるが、キク科木本に分類されている。面白い樹である。
花の付き方も注意しないといけない。
本年枝の先に直径1cmほどの頭花を1個ずつ付ける。
2年目以後の茎には葉が数個ずつ束生、縁には浅い鋸歯。
2年目以後の茎には花はつかない。興味深く観察している。


《  キク科の低木〝高野箒〟泉の森・クヌギの森下  》
** 神奈川県植物誌 ** 5... ** 神奈川県植物誌 **
5.コウヤボウキ属 Pertya Sch.Bip.
(佐々木あや子,『神植誌 01』:大場達之,図:佐々木あや子)
多年草または小低木.葉は互生.頭花は穂状,円錐状あるいは単生.
頭花は 1 個または 10 個内外の小花からなる.
総苞は鐘形で,総苞片は多列.小花はすべて筒状で,先は 5 裂し,裂片は反り返る.
痩果は縦肋があり,不同長多数のざらつく冠毛がある.
日本,中国,インドに 25 種が知られる.日本には 6 種.県内には 3 種と 1 雑種がある.
A.低木で,茎は分岐し,頭花は枝の先に 1 個ずつつく
B.頭花はその年に伸びた長い枝の先につく.花枝の葉は互生し有毛.
当年枝の葉は 5 対以上の突起状鋸歯がある.................................(1)コウヤボウキ
コウヤボウキ Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip.
小型の落葉低木.高さ 60~100cm.1 年生枝の葉は卵形,
2 年生枝の葉は節に束生し細い.いずれも 3 行脈があり,圧毛がある.
花は秋に咲き,頭花には 13 個位の小花がある.痩果は長さ 5.5mm.
長く伸びた先端近くの節から根をおろし,そこから発根して増えていく性質があり,
林床,林縁には群落しているところも見られる.冬芽は白い毛でおおわれる.
本州(関東地方以西),四国,九州;中国に分布.
シイ・カシ帯とブナ帯下部の乾いた林と,林縁に生える.


泉の森も野草の花が少なくなる時... 泉の森も野草の花が少なくなる時期に楚々と咲いている。
近くにコツクバネウツギが見える。
同時期に咲いたら面白い、などと思った。
ひっそりと咲いている姿、散歩の人々は見向きもしない。
それほど気づかない場所。

「令和陸年(皇紀2684年)11月13日」
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