《雅羅・/・襍録〝腐生植物〟❖ ’24-189 ❖》

タシロラン(田代蘭)   ラン科(Orchidaceae)
学名:Epipogium roseum (D. Don) Lindl.
別茎の拡大部分。
花構成説明図。
《  泉の森・暗い林床に見える花〝タシロラン〟❖ ’24/07/05 ❖ 》
初見の菌類は、偶然の出会い。タシロランが目的で途に見かけた。
高木の林床にあって昼間でも薄暗い場所に静かに佇んでいる。
初見の菌類そしてすぐ先に霊々しく!?!1茎が見えた〝田代蘭〟。
クサスギカズラ目/ラン科/トラキチラン属、国の準絶滅危惧種(NT)。
梅雨時のじめじめし蒸し蒸しした薄暗く湿った場所。
葉緑体を持たず、光合成を行わない菌従属栄養植物。
発見者・田代善太郎に因んで命名された草本。
戦後、昭和33年(1958)に横須賀市の鷹取山で見つかる。
当時、新種としてタカトリラン(鷹取蘭)と命名された。
が、後にタシロランと判明。各地でも確認されている。
人の手が入らず鬱蒼とした暗い森(里山緑地)が増えた。
緑地保存整備で生育地が増えている。
これは、都市計画法のお影だ(仔細略)。
1茎の近くにはタシロランの小群落が見えた。
踏みつけてはいけない!!等と。だが観察に夢中になる。
タシロランの汁気?を吸う幼虫も居るのだとか。
幼虫を見つけるのは難しいと聞いている。
アオバハゴロモ(青葉羽衣)の幼虫らしい。
綿のように見える幼虫だとか。
尾部から分泌する蝋状物質を纏っている姿だとか。
辺りに白い粉は見えないか??それが幼虫の姿らしい。
食物連鎖の現場が見れるのが里山緑地の魅力だ。
黒蘭とか大葉の蜻蛉草の次に咲く田代蘭。
資料等では、斯様に記載されるが、今年は同時期に見られた。
 
〝7月草花Ⅳ〟
 
「令和陸年(皇紀2684年)7月7日、記」
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