《 今どきの花・・立春に似合う響き !! 》
フクジュソウ(福寿草);
「輝きの黄色の花よ福寿草 子等の上にも届けよ福と寿」
以前「辻占福寿草」(金沢・諸江屋)と言うお菓子を頂いた事がある。
菓子の中に説明紙が入っていた。御神籤(おみくじ)の様な菓子!!
「昔から金沢名物「辻占福寿草」は粋で可愛らしい縁起菓子です。
折りたたまれた紙に、かならずおいで おもいがよい むねがやすまる
ほれたなか ねてはもおかる たよりをまつ」
「昔から金沢名物「辻占福寿草」は粋で可愛らしい縁起菓子です。
折りたたまれた紙に、かならずおいで おもいがよい むねがやすまる
ほれたなか ねてはもおかる たよりをまつ」
なんとも遊び心ある和菓子だ。
*能登半島を襲った地震、改めてお見舞い申し上げます。*
覗きこむ子のふしぎ顔福寿草--良寛(りょうかん 1758-1831)。
江戸時代の曹洞宗の僧侶、無欲恬淡、生涯寺を持たなかった禅僧。
江戸時代の曹洞宗の僧侶、無欲恬淡、生涯寺を持たなかった禅僧。
諸民の信頼厚く、難説法せず、自らも質素な生活を旨とされた。
「子供の純真な心こそが誠の仏の心」として、
子供たちとよく遊んだといわれている。
淡雪の中にたちたる 三千大千世界(みちあふち)
「子供の純真な心こそが誠の仏の心」として、
子供たちとよく遊んだといわれている。
淡雪の中にたちたる 三千大千世界(みちあふち)
またその中に 沫雪(あわゆき)ぞ降る 良寛。
この節、正月用の鉢植えとして園芸店でみる「福寿草」だが、
野の福寿草は旧暦の正月頃に顔を見せる。
雪の下から鮮やかな黄金色の花を咲かせる、そんな風合いが似合う植物。
園芸品種である「福寿海」だが、身近に見てるのは殆どがこの「福寿海」。
「寿」と表現するは、八重咲きである事を意味するのだそうだ。
自生種は、どちらかと云えば寒地性の植物で、関東地方より北に多い。
そして太平洋側には、あまり自生していない。
「福寿草」は、古くは、賀正蘭、側金盞花、雪蓮などとも呼ばれていた。
日本の園芸書として最古の「花壇綱目」(1681年)にも、
「福寿草、花黄色、小輪也,正月より花咲。
元旦草、朔日草(ツイタチクサ)とも、福つく草とも俗に言」とある。
今の正月に飾られる花は室(むろ)での促成栽培で、
各地生地で咲くのは、2月下旬(早春)の頃。
地上部だけが枯れ翌年の早春まで眠ってしまうスプリング・エフェメラル。
自生種は、どちらかと云えば寒地性の植物で、関東地方より北に多い。
そして太平洋側には、あまり自生していない。
「福寿草」は、古くは、賀正蘭、側金盞花、雪蓮などとも呼ばれていた。
日本の園芸書として最古の「花壇綱目」(1681年)にも、
「福寿草、花黄色、小輪也,正月より花咲。
元旦草、朔日草(ツイタチクサ)とも、福つく草とも俗に言」とある。
今の正月に飾られる花は室(むろ)での促成栽培で、
各地生地で咲くのは、2月下旬(早春)の頃。
地上部だけが枯れ翌年の早春まで眠ってしまうスプリング・エフェメラル。
野生自生種(日本固有種)は、なかなか見つけられなくなった。
* * *
所要で滞在してる先で、スプリング・エフェメラルに出会えた。
納屋裏の温かな所に開花し始めてる。半世紀も前から見られている由。
野生種・・野の花って感じる周り環境。田舎という表現、好きだ。
野生種・・野の花って感じる周り環境。田舎という表現、好きだ。
「令和陸年(皇紀2684年)2月6日、記」