《雅羅・/・ 襍画  〝正月2日〟年頭  ❖ ’24-2 ❖》

江ノ島神社、瑞心門(ずいしんもん)。龍宮城を模した楼門。
「奥津宮」源頼朝が建てた鳥居。
江ノ島神社各所の鳥居は、独り個別にくぐる。
一緒にくぐると縁が切れてしまう、という言い伝えがある。
「奥津宮」内に龍宮大神(龍宮・わだつみのみや)がある。
中々の迫力の龍像。


箱根・芦ノ湖湖畔にたたずむ九頭龍神社。




お守りも今年は龍紋模様。




《  龍 神 様  》
元日を穏やかに過ごせるか、と思っていたら能登の大地震。
言葉をもてなかった。
金沢周辺の災害地、不安を取り除くべ早急な救援をお願いしたい。
而して2日にも大きな事故が起こった。飛行機の延焼事故。。
飛行機内が、火だるまと化してる光景、初めて見たが。
昔、旅先の駐車場で車数台が延焼する場に遭遇した事があった。
車載の自転車は、フレームを残して綺麗に燃えてしまって。
燃え上がる車中から聞こえる破裂音等々に唖然・呆然、見てるしかなかった。
TVNewsを見ながら、嫌なことを思い出して、背筋がゾォッと・・。
新年そうそう、大変なことが続く。何なんだ、この事象。心するしかない。
×     *     *     *     *
今年の干支は、龍(辰)。近間で龍神様が祀られてる社は、2箇所。
2箇所とも鎌倉時代まで遡る社。往時の幕府要人が密接に関係している。
鎌倉を代表する寺、円覚寺の洪鐘祭と江島社も参加している(神仏混交)。
江ノ島は『龍の住処』と言われ、関東の龍神参拝の要所であもある。
江島神社(江ノ島神社)は、日本三大弁財天のひとつで、三姉妹の女神様を祀る。
長女が祀られる「奥津宮」内に龍宮大神(龍宮・わだつみのみや)がある。
悪縁切りの御利益あるとされる・・「奥津宮」(江ノ島神社)。
最も高台に鎮座する多紀理比賣命を祀っている奥津宮(おくつみや)。源頼朝が建てた鳥居。
拝殿天井には、眼光が鋭い『八方睨みの亀』。
奥津宮社の脇には、龍神が祀らている龍宮(わだつみのみや)がある。
ここに龍神伝説がある;
五つの頭を持つ暴れん坊の龍がいて、天女が来て「暴れるな」と説教。
龍は天女に一目惚れ、「暴れないと約束したら結婚してあげる」と天女。
龍は暴れん坊を卒業、天女と結婚(人々に尽くす良い龍に生まれ変わる)。
この奥津宮・龍宮の真下は、“龍の住処”と言われる洞窟がある。
江ノ島は龍神伝説が残る聖域だが、鎌倉幕府要人とも縁がある。
『太平記』によると・・・
 北条時政は、幕府草創の始めに江の島へ参籠して子孫繁栄を祈った由。
 祈ること三七日(21日)の 満願の夜、、、
赤い袴に裏が青い衣を着た美女(弁財天)が忽然と時政の前に現れた。
 美女(弁財天)は時政に・・・ 「お前の前世は箱根法師である。
 六十六部の法華経を書写して、
六十六箇国の霊地に奉納した功徳で、
この世に生まれ変わった。
子孫は永く日本の主となって繁栄するであろう。
 ただし、正しい行いをしなければ七代以上は続かない。
 私の言うことに不審があるなら、国々の霊所を見てみよ」と告げた。
 美女(弁財天)は二十丈(約60m)の大蛇(龍)
となって海中へと姿を消すが、その折、大きな鱗を3つ落としていった。
 時政は「所願成就した」と喜び、3つの鱗を北条の旗の紋とした由(ミツウロコ)。
 そして、美女(弁財天)のお告げのとおりに国々の霊所へ人を遣わすと、
奉納した法華経の筒の上に「大法師時政」と書かれていた。
江島神社御神紋は龍神三つ鱗。江の島は、龍神信仰と弁財天信仰が習合した島。
 
又、箱根・芦ノ湖湖畔にある箱根神社境内にある九頭龍神社新宮。
芦ノ湖の守護神、九頭龍大神をお祀りする神社(仔細は、略)。
*     *     *
僕等年代の者、何かの折、唱えた表現!!
〝かみさま・ほとけさま〟と手を合わせ、言ってたことを思い出した。
願わくば、今年一年が安寧にあってほしく希す。 
 
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月2日、記」

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ