『植物探訪』
ハロウイーンの10月31日、久し振りに平塚の花菜ガーデンを訪れた。
園入り口から広がる広場前にアマビエ風カボチャ人形が出迎えてくれる。
疫病“コロナウイルス“や“米の豊作”を思っての案内人形だろうか!?!
日本固有の伝説と、異国の文化が融合している。何処かおかしかった。
ここの公園、地植えバラの名所。そんな中に偉人名の薔薇がみえた。
クロード モネ(Claude Monet)は印象派を代表するフランスの画家。
次に見つけた薔薇名、ポール ボキューズ、フランスを代表する料理人名。
1961年に国家最優秀職人章(MOF)を得た。鱸のパイ包み焼きは、超有名。
料理人として初めてレジオン・ド・ヌール勲章をも受勲している。
受勲の折、ジスカール・デスタン大統領に捧げたトリュフのスープも有名だ。
クレーム・ブリュレ(カスタードの上面を焦がしてカラメル層を乗せたデザート)。
今ではごく普通に出されるが、この形を考案したのがボキューズであった。
ヌーベルキュイジーヌ(新料理法、バタ-や生クリ-ム以上に素材を活かした料理)、
この調理法の旗頭でもあった名料理人を讃え名を冠した薔薇。
色々見てまわった中で印象に残った薔薇、アイズ・フォー・ユー、中々に瀟洒だった。
異国のイベント開催であったが、夕暮れの富士山はなんとも綺麗で言葉をもてない。