《時節感慨・・呟記・・》
“進化するカメラ(アナログ~デジタル)”
昭和34(1959)年6月、Nikon Fと云うカメラが誕生した。
カメラにつける交換レンズの接続部分を「Fマウント」と呼んで今に至っている。
50年以上にも及ぶ歴史ある「不変のFマウント」!!少々の細かい変更があっても!?!
初期Fマウント設計者の意図は分からないが、半世紀もの間、基本構造は変っていない。
驚きである。だがそれ故に、物理的装着・機能制限で混乱を来してきた。
簡単にこんな事を記しているが、基本・基礎設計の素晴らしさは、言葉がない。
F時代から累計生産本数9000万本以上のユーザーを切り捨てない互換性重視姿勢が好きだ。
つい最近、ニコンが新しいZマウントを採用したフルサイズミラーレスカメラを発表した。
フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 7」「ニコン Z 6」だ。
大口径の新マウントは、レンズ設計での光学性能が驚異的に向上すると期待している。
昨今のカメラ、小型軽量化に何処か物足りなさを感じていた僕には、嬉しい事だ。
素人が使うベーシックモデルでのことだが、Fの風合は残して欲しい。
初代ニコンFのマニュアルフォーカス、自動絞りのための「カニの爪」なる装置。
そして、1977年にAi方式 、開放F値を自動でカメラボディに伝達する構造。
Ai方式誕生時のキャッチフレーズは「ニコンを変えずにニコンを変えた」で互換性は維持された。
FからニコマートELと使い続けたレンズ群、少しずつ増えた。レンズは、宝であった。
1980年代のオートフォーカス対応、Fマウントも電子接点を備えた近代マウントへと移行した。
さらに電子化を推し進めたのがDタイプレンズ、Dタイプレンズにはもはや外爪は付けられていない。
が、改造によって外爪を付ける事ができ、旧型ボディでも使用して問題はなかった。
この辺りまでニコンを愛用していたが、車の火災に巻き込まれ総てのカメラを失ってしまった。
それまでに使ったレンズで特に面白かったのは、シフト・アオリができるレンズ。
PC Nikkor 35mm F3.5 (1968年製)は、植物や仏像写真・建築物等々、旅先にいつも携帯していた。
本体は親父のを勝手に使っていたのだが、レンズはバイトで必死に蓄財して(懐かしい)。
スポーツ写真撮影には不向きの6X6以上の大型カメラ、残っているが総て銀塩カメラ。。。!
喪失した35mmカメラの思い入れで、、、今のフルサイズデジカメは、使ったことが全く無い。
今は、シャープなS社製、微妙かつ繊細な色を出すF社製の小さなカメラを重用している。
寄る年波には、勝てず手振れ写真が殆どとなった!?!三脚・一脚で行くかって諦めていた所。
主対象が植物だ。散歩しながら記録的に撮っていた。惰性的だった。
FマウントからZマウント、新しいNIKONにゾクゾクしている。挑戦できる、意欲が湧いてきた。
シフト・アオリ、35mmで出来る!!三脚も必需品。今の僕には持って来いである。
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