ハマアキノキリンソウ(浜秋の麒麟草) キク科(Asteraceae)
学名:Solidago virgaurea subsp. Leiocarpa
花片が、かわいい植物。アキノキリンソウの海岸性変種とされる。
ハチジョウアキノキリンソウとの交雑種とも考えられている。
房総半島、三浦半島、伊豆半島の海岸にだけ自生している。
径先にたくさんの黄色い花(頭花)をつけ、アキノキリンソウによく似ている。
葉は細長い卵形で、茎の中ほどに集まって互い違いに生え(互生)、葉はやや厚い。
属名の Solidago はラテン語の「solidus(完全)+接尾語の ago(状態)」。
傷薬としての評判から付いた名前とも云われる。
種小名 virgaurea「黄金の鞭」、亜種名 leiocarpa は「毛のない果実の」という意味で、
分類上は、秋の麒麟草(アキノキリンソウ)の亜種とされる。
海岸の草原に見られ、径高、30cm前後。
觀察出来た伊豆汐吹埼は、釣り人も多く、観光客もいる。
そんな環境に楚々と咲いてる樣は、堂々としていた。
潮騒の花と言えようか。
11月10日誌「伊豆汐吹埼-11/09」