8月
17日,
2012年
精霊花。
「ミソハギ(溝萩とか禊萩と書く)」は、古くからお盆の飾り花・お墓に供える花として用いられている花。なんとも難しい名前の花。
いまどき、禊(みそぎ)・・等という漢字は出てこない!?!
お盆(休)も終わって普段通りの生活になりつつあるだろうが、わが身は、親の新盆法要と例年の菩提寺の大施餓鬼が、13日・17日とあり親の友達等の応対で少々疲れた。
知人に頂いた香を焚き、植物が好きだった両親、仏壇の前に女郎花、桔梗、山百合、鬼灯をお供えした。
お香ってなんともさわやかな「かおり」がする。西欧の香水と同様な使い道だが、
香を焚くって・・風情があるって・・一人悦に入っている。
「焼香」はよく使われる言葉だが、「塗香(ずこう)」と言う言葉、余り聴かなくなった。
施餓鬼を待つ間、寺の奥竹林に行ってみると、子供時代、そこで遊んだことを思い出す。 竹林を静かに通り抜ける「風」これを「細香(ほそか)」と呼ぶが、なんとも趣きある言葉だ。こんなことばもわが子たちには伝えたい。
最近、座禅をしていないが、一人で座禅をするとき、普段使う線香を前に置き座禅に入る。線香一本の燃え尽きる時間が凡そ五十分。これを「いちゅう」と呼んでいるがどんな漢字を用いるのだろう?? 一坐禅の時間に使っている^^)。
香水<こうすい>のことを仏教では「こうずい」と発音する。
普段、思い出さないことが・・・ここに来ると、竹林の中にいると自然と思い出される。
大施餓鬼・僕の年中行事の一つだが、忘れかけていることを思い出させてくれる機会でもある。
野に咲く野草はすがすがしい。園芸に関心持てないのは、歩き回るのがすき故か?
* は必須項目です。必ずご記入ください