知らない事を知らないと言える勇気(3)
2月
1日
(昨日の続きです)
知らない事を知らないと正直言うためには、どうすれば良いのでしょうか?
最近注目されているキーワードに「知的謙虚さ」という言葉があります。
自分の知らない事に謙虚になり、その事実を冷静に捉えて、考え方を柔軟に変化させていくという能力ですが、この、知的謙虚さを、身に付けるための努力をするということだと思います。
その為には
1. 他者の意見を尊重する
2. 自信過剰にならない
3. 自尊心と知性を区別する
4. 自分の見解を見直す意思を持つ
といった要素が必要なようです。
歴史的には、「無知の知」という言葉があります。
己の無知を自覚することが真の認識に至るとする真理探究の基本的な考え方として知られていますが、この知的謙虚さを身に付ける事で、今まで以上に判断力が鍛えられると思っています。
知らない事を知らないと受け入れて、謙虚に行動する事で、我々の判断力は大きく向上するでしょう。また、その判断力を強化するために必要な事は、いかに普段から、様々な情報を収集しておくことではないでしょうか?
以上、3日間にわたって書かせていただきましたが、今まで以上に、「知的謙虚さ」を忘れないようにしていこうと思います。
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