古くても斬新なリーダーの教科書
5月
28日
私は、世の中の多くの悩めるリーダー達にコーチングをベースにした
メンタリングを提供しているのですが、リーダーが目指すものや、抱えている課題は多岐にわたっていると思います。
そんなリーダーたちが、少なくとも自主的に学ぶための指南書的な書籍は、10年も前に比べれば、実に多くの参考書が溢れていると感じています。
そのような状況の中でも、読んでおいて損はない1冊があると思っています。
それは、
「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」松下幸之助著です。
実際は、著者が書いたものではなく、松下政経塾で述べられたテープから48項目について纏められたものです。
大きく分けて2部構成で、
Ⅰ部は:成功するために知っておいてほしいこと
Ⅱ部は、リーダーになる人に知っておいてほしいこと
となっています。
なかでも、心を惹かれたのは、最初の項目で、「素直な心で衆知を集める」という言葉ですした。
やはり、素直な心というのは、何ものにも代えがたい基本だと、あらためて自分にも言い聞かせています。