データ転送のお話(お勉強)
1月
27日
1テラバイトとは1000ギガバイトです。バイトは容量を示しますが、データ転送ではビット単位の話です。例えば、T1 回線は 1.544Mbps と言うことで、1秒間に 1.544メガビットのデータ転送が可能です。例えば日本で一般的になっている光ファイバーは 100Mbps です。100Mbps は 0.1Gbps と言う事もできます。1秒間の1/10ギガビットのデータ転送が可能という意味です。
さて話を1テラバイトに戻します。1テラバイトは 1000GB で、8000Gb です。1バイトは8ビットですから、ビットにすると8倍になります。8000Gb を 0.1Gbps(100Mbps)で転送すると 80,000 秒かかります。80,000 秒とは、1333分で、22時間を意味します。
100Mbps の回線を利用しても1テラバイトを動かすのには約1日かかるのです。
ちなみに、現在販売されている SATA と言う仕様のハードディスクは 3Gbps のデータ転送機能を持っています。これだと約44分で1テラバイトデータを転送することができる計算になります。
この数字を頭に入れておくと、システムのバックアップなどの構築に役に立つと思います。