PSPINC代表　内倉憲一の公式ブログ

朝2時からではありませんが、開店前から並ぶ光景は見ます。不足しているとは聞きますが、それほどとは感じません。
ただ、コンビニではいつも売り切れです・・・・

なんだかわけのわからない情報が飛び回っています。

実感として、需要に供給が追い付いていないのは事実だと思います。不運にも花粉症の季節でもありますから。そこにパニック買いする方々が群がっている状況でしょうか。
そして中国産のマスクが生産を再開したようですが、それを高値で買い取るアメリカを含む各国が争奪している状況だとも聞きます。
日本国内産マスクも他業種企業により生産が始まりましたが、日本にとっては、多面的に不足する条件が揃っています。

ただし、ウイルス感染防止の観点なら規格通った高機能マスクは必要無く、なんなら手拭いで顔を覆うだけでも同じ効果が得られる筈です。

これは私見ですが、内倉さんがお持ちのマスクは規格通ったサージカルマスクですか？
でしたら、余剰品があるなら、それは日本よりも感染と死亡者数の多いアメリカ国内の医療従事者や公的機関に対して寄付なさるのが適切ではないかと思います。

現在医療機関は N95 対応のマスクを探しているようで、サージカルますくでは無いようです。現時点で N95 マスクは医療機関を対象に出荷をしているようで我々には手に入りません。最近までマスクに種類があることも知りませんでした。

ウイルスの大きさを考えると、そもそも使い捨てサージカルマスクですらザル過ぎて感染防止には不適当です。
更に、本気でサージカルマスクの効果を期待するなら、漏れテストして装着する必要がありますし、使用時間や使用方法にも厳しく留意が必要です。

マスクすると効果が期待できるのは、自らの飛沫飛散を防止と、手指による不意の粘膜接触を防げる、という二点につきます。確かにサージカルマスクであれば、飛沫にからまったウイルスの大きさなら通しませんが、一般的に不適当な使い方しかされていないので、はっきり言って機能を活かせていません。

観察していると、SARSやMARSが流行した東南アジア地域は、市民レベルで衛生用品の正しい周知がある程度出来ていますが、多くの場合、マスクをする事で心理的安心感を得ているに過ぎません。

しかしながら、一般的な使い捨てマスクは「他人にうつさない」効果は大きく期待出来ますので、もしお持ちなら装着するのはおすすめします。