PSPINC代表　内倉憲一の公式ブログ

以下、長文ですが、弊社がある公共団体に現在提案中の内容です。
※固有名詞は削除してあります
    文中の太字はKUMAによるものです

＜介護施設でのボランティア募集の効率的な支援システム＞

現在、貴事業所ホームページ上に開設されている、介護施設のボランティア募集を、よりタイムリーに効率アップを行うための提案です。
介護施設の多くは自前のホームページを持ち、外部公開をしていますが、ボランティア希望者の立場からは募集の有無を、それぞれの介護施設のページ閲覧で探すのは実際的ではありません、募集の有無すら不明な状態で数あるページを探す根気と時間は無駄であるとすら言えます。

今回の提案は、最近利便性が高いと評判のあるブログを利用しての方法です。
ブログの多くは無料と思われていますが、実際には広告が貼りつけてあり、公共性の伴う団体の広報にはやや疑義が生じますが、推薦するブログはソフトウェア開発会社が自社の技術開発のために無償かつ広告なしで行っているBloguruです。

この仕組の特長として、ボランティア希望者は福祉協議会のホームページの指定場所を参照するだけで、最新のボランティア募集情報を見ることが出来ます、さらに情報更新は募集側責任者によって書き込まれるため、福祉協議会側の担当者の負担が少く、
内容は担当者が閲覧は勿論、削除権限があるので管理が可能、さらに不正な書き込みが頻発する場合には査読機能を用い、掲載前の事前チェックが可能な仕組となっています。

ブログの投稿にはアカウントと呼ばれる登録が必要ですが、これに意見を書きこむ（コメントと言います）には登録が不要です、この登録不要の部分を利用して以下のような仕組みを作ります。

文中の略語
A:福祉協議会Bloguru担当者
B:各介護施設のボランティア募集の責任者（複数）
C:ボランティア希望者（複数）

事前準備：
以下の仕組みとその手法を文書で告知、Bでの希望者には実際の説明を行っておくこと。
書き込み方法やその内容は決められた方法でのみ許される点等を十分に理解させること。

１：Aは一ヶ月二回程度決められた日時に投稿（コア投稿と言います）を行う。
※コア投稿は毎回ほぼ同じ内容で、都度文章を作成する必要はない
文章例：
「XX月XX日現在のボランティア募集内容は以下のコメント欄を参照してください。
問い合わせは各施設の担当者にお問い合わせください。掲載期間はXX月XX日まで」
注：この文面はB向けではなくC向けである。

２：募集の必要なBはAの行った投稿にコメントをつける形で募集内容を書きこむ
募集内容例：
「
【施設名】
【仕事内容】
【募集人数】
【日時・期間】
【連絡先】
【備考】
」
Bからのコメントは複数可能、順位は投稿時間順

３：Cはこの情報を見て、Bに連絡をする。

４：Aは掲載期間が経過した時点で、コア投稿そのものを削除します
５：以下繰り返し

検討課題：
現在、各介護施設でのボランティア募集の実際の状況を鑑みて、必要性の有無の検討を行う必要があります。
また、介護施設担当者がこの仕組を理解して運用が可能か否かのチェックが必要です。
ボランティア希望者にどの様に告知・認知させるかの方法の検討も必要です。

以上、ご参考までに・・・・・・

ありがとうございます。参考にさせていただきます。