先月、「風は吹けば桶屋が儲かる」という言葉を体感した出来事があった。順を追って、説明したい。
コロナが落ち着く
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外でお酒を飲む機会が増える
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社内のイベントも飲み会になる
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3Fの忘年会がある
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若手社員が先輩にお酒を注ぎまくる
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先輩社員が酔ってくる
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その先輩社員が私に近づいてくる
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昔の想い出話に花が咲く
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「あなたは変態だ!」と言われる
「変態」という言葉。久しぶりに言われた。
私にとっては最高の褒め言葉。変な態度(行動)が多い人が変態。
こうした文章を書いてしまっていることも、「変」に該当してしまうのか?
とはいえ、私は真面目に働くサラリーマンの1人に過ぎない。
『致知』には、ある意味、たくさんの変態達の記事ばかりが書かれている。
今月注目の変態は「吉田松陰」である。
松陰先生の「変態性」は、時代を超えた思想と、それを貫く狂気にも似た信念に支えられていた。
たとえば、黒船への密航未遂事件。この命がけの行動は、単なる好奇心ではなく、外の世界を知り、日本をより良くするための強い志から生まれたものだ。
また、松下村塾において身分にとらわれず、意欲ある若者たちに教育を施したことも、当時の常識を大きく超える革新的な試みだった。
さらに、松陰先生は「至誠」を信条とし、命を懸けて自らの思想を実践し続けた。
処刑される最後の瞬間まで、その信念と真心は燃え続け、弟子たちや後世の人々に深い影響を与えた。
松陰先生の最大の魅力は、常に「沸騰」しているかのような情熱と、それを即座に行動に移す実践力である。
その情熱は、まさに時代を動かす「変態」の力だったのかもしれない。
変態の「変」は変えるということ。
つまり、変化を楽しみながら、行動で自分自身や周囲を変え続けていくということ。
色即是空、諸行無常。
不変なものなんて何もない。
「止まない雨は無い」は真実であるが、「一生ウケ続けるギャグは無い」もまた真実。
さあ、「変態」であり続けよう!
スマホから私達の大切な時間を奪うアプリはすべて削除して、楽しくお酒を飲み、隣の誰かにあなたの想いを伝えよう。
言われた人は、きっと新しい発見が「アル」かもですよ!
え?「ノン・アル」を希望?