5月に他界した大叔母の諸手続きもだいぶ落ち着いて来たので、
葬儀や諸手続きの事を大雑把にまとめてみる。
【遺言書】
故人となる人の兄弟がある場合は、
前もって相続をどうするか本人と決めておき、
本人、親戚以外の方2名、行政書士等に立ち会いを依頼し、
公証人役場で作成する。
【故人のお金】
死亡が確認されたら、死亡届を役所に届ける前に、
預貯金は可能な限り切り引き落とす。
死亡届を出してしまうと、すぐに口座凍結となるので、
親戚などに依頼するなどして直ぐに引き落とす。
※前もって通帳のありかを聞いておく、あるいは相続人が預かって
おく必要がある。
【今回の葬儀費用】
葬儀業者の会員になっておけば、一般の半額(オプションによって
は半額にならないものもあり)で葬儀が施行されるので、会員にな
っておいた方がベター。今回は葬儀業者の会員になっていて、最廉
価プランで葬儀を行い、支払った額が約100万円。
最近の葬儀業者には親族が寝泊まりできるビジネスホテルの様な部
屋が存在するので、遠方から来ていただく親戚の寝泊まりには困ら
ない。ただ、飲食費は自分達で賄うので、3日分の飲食費が約3万円。
僧侶に支払う御布施が近所の相場より安く支払って18万円。
出棺経(1万円)、火葬(2万円)、葬儀(7万円)、四十九日法要(1万円)、
百ヶ日法要(2万円)、初七日法要(2万円)、納骨(3万円)、
といった感じ。
福祉サービスを利用していたので、死亡月の利用料が約5千円。
医療費や医師の診断書が約3万円。
1人暮らしだった大叔母宅の固定資産税が約5万円だったので、役所で即支払った。
その他雑費等を加えて葬儀支出合計が約160万円となる。
香典が約50万円なので、差し引いて110万円の総費用となった。
上記以外に、電気、電話、ガス、水道、NHK、し尿汲取り、
などの解約や中止で解約費用がかかっている。
大叔母は兄弟は沢山いるので、財産分与の話を葬儀が終った時点で
兄弟の方に集まっていただき、兄弟の方、誰かにすべて(①全財産
200万円+②大叔母の骨+③今後の管理(各年の法要)+④土地家屋)
を任せられるなら、御譲りしますと打診し、考えて頂いた結果、
案の定、実家である自分がすべてを任せられる結果となった。
単刀直入に財産分与の話をした結果、
兄弟のいざこざもなく済み、前もって遺言書を作っておいて良かっ
たと実感した。(遺言書には一切を自分に任せると記してある。)
こんな感じですべてにおいてズバズバと決めて実行できたのは、
嫁いで6人もの葬儀を経験してきた自分の母の経験値がゆえです。
【誰も居なくなった家の事】
残るは建物共済の解約、土地家屋の売買。
建物共済は家を売るという話をしているので、そんなに保険会社に
粘られる事は無いと思うけれど、土地家屋はどうなるのかが問題。
一応、税務署に行って今年度の確定申告で、相続税(遺言書のお陰
でシンプルになった)の申告不要な事は確認したものの、早めに土
地家屋が売れてくれればと願うこの頃。
# 今年の2月の国会で、土地家屋の税金額が条件により変わる法案が
# 通ったので、頻繁に行き来している土地家屋に関しては現行どおり
# の税額、あまり行き来していない場合は6倍の税額となる。
# つまり、あまり行き来していない場合は、更地となった税額と同額
# となる。(あまり行き来しないという頻度は不明。)
# (最近、妙に空き家ばかりで、いつまで経っても家を壊さずに、
# 放置している大きな原因は、この6倍もの税額の為となる。)
手続きはまだ残っているものの、あとは大物2つなので分かり易い。
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