書籍代~ 場づくりの教科書 著者~ 長田 英史 (おさだ てるちか)さん 出版社~ 芸術新聞社 ▼本文より 他人を演じるのではなく、一人ひとりが自分自身として場に存在できる。 空気を読むのではなく、自分たちにとって居心地のいい空気をつくり出せる。 それは突き詰めれば、ありのままの自分としてお互いが出会い、 ありのままの自分として社会や世界とつながることではないでしょうか 小生は、年齢も顧みず・無謀にも8月から来年2月まで計7回の<NPO講座>に参加しています。 8月~9月の講師が著者の長田さんです。 大学卒業後も就職しないで社会活動を仕事にされてきた・・ 5日・15日・25日の毎月3回大量のニュースが、<メール便>で届きます。 * <場所>は、地図で示される点・具体的には(店・オフィス・会議室・公園)などです。 自分の家も入ります。 * <場>は、主に人と人と・人のつながり方が生きだす雰囲気・可能性 ◎ <常設化を見極める> 例えば、週1回地域で<コミュニテイーカフェ>が開かれていた。 施設を時間借りして、担当の人たちが飲み物や食事を用意してそこにメンバーが集まって来る。 あるときメンバーの一人がここに本当の店を出したいと言い出し、貯金を切り崩して小さな店舗を借りてカフェを始めました。 <これからはいつでも集まれるよ!>ということになり新しいお店を出すことで盛り上がりました。 最初の1週間はみんなたびたび足を運びました。 それぞれに生活があり、またお金もかかるので<毎日行く>ということは到底できません。 そこに訪れて必ずいるのは<本当にお店を出したい>と言い出したその人だけでした。 それではわざわざお店を出した意味がありません。 ◎ <主催者と参加者の違い> 食事会を催し食事を提供するのが<主催者>で招かれて食事を楽しむのが<参加者>です。 小生は、度々参加者で、お世話になりますが、できる限り<配膳・片付け等>で協力しています。 ◎ <二つの会議のあり方> トップダウン型の組織の会議は、原則として意思決定の場ではありません・ 話しあった情をもとに、その場でトップが意思決定をしたのです。 単に情報を共有をする場であったり、参考意見を出し合う場合もあります。 フラット型の組織の会議は、組織の生命線です。 フラット型では会議体の力量・つまり会議の良し悪しが組織や活動に直結します。 ◎ 話しすぎる人と沈黙の人 声の大きな人や、たくさん話す人の意見だけで話し合いが進んでしまいます。 どうすればいいですか・・とよく相談されます。 ● 話したい人が自由に話せなくて困る・・ ● 黙っている人の意見がまったく想像できなくて不安だ・・ ちょっとした打ち合わせなどのさまざまな場面で、話しすぎるのか沈黙なのか悩みが出てきます。 <場づくりの教科書>には、小生の考え方の大半が凝縮されていました・ 著者~講師の<長田英史さん>に感謝します。