<クスリは高すぎる・・>
12月
5日
著者~ 佐藤 健太郎 さん~サイエンスライター
発行所~ 角川新書
帯に<ブラック・ジャック>が登場しています。
<手塚治虫>のコミックス第20巻に収録された<きたるべきチャンス>という話に、次のようなセリフが出てくるからです。
この本によれば <カゼ・みずむし・ガン >この三つのうちどれか一つでも完全に治す方法を発見した人は まちがいなくノーベル医学賞>を取れるという・・
小生は、漫画を読んでいないので詳細は分からぬが・とうの昔に手塚さんが指摘していた・凄いことです・・
<エイズやC型肝炎・・>などさまざまな病気の治療薬も開発されてきたが、いずれもノーベル賞受賞には至っていない。
<医薬品開発>でノーベル賞をとるのは難しいらしい・・
* 近年一部の医薬品について、薬価高騰が大きな問題になりつつある。これが、ノーベル賞の選考にも微妙に影響を与えている可能性もある。
* 開発された当初は非常に期待された新薬でも、数年後に重大な副作用が発覚して使用されなくなった。
* 数十年後に意外な新しい用途が見つかって復活した、という薬がいくらでもあるという。
このように医薬品の評価が定まらないと、<ノーベル賞>は、難しいのでは・・
<新薬が国家財政を食い潰す・・>
申し訳ないが・・小生も<C型肝炎>の治療で多大の国費で援助してもらった・・
最後の服薬は<夢の新薬>で、副作用もなく6ヶ月の服薬で寛解したが・・
<薬価の設定>が、少人数の使用を前提に決められているので<目の玉が飛び出す・・くらい割高でした>
先日の薬価改定で<C型肝炎のクスリ>が、5割程度に変更になったが・・それでも高すぎます。