書籍名~ <保守再生の好機> 著 者~ 田中 秀征 (たなか しゅうせい)さん・・福山大学客員教授~元経済企画庁長官 出版社~ ロッキングオン社 小生の記憶では、田中さんは細川内閣の参謀として・・首相と共同で官僚に頼らず<演説等の文書>を作成していた有能な人物でした。 ただし選挙には弱く<当選~落選を繰り返していた。 最近は、TV~新聞等に度々登場して、現在の政治状況や今後の日本の進むべき道を、鋭い切り口で発言している。 <米国との軍事的一体化が日本の独立性を阻害する> 米国と日本は特別仲の良いお友達・・それでいいんです。 しかし、いつも手をつないで歩いてもよいけど、お互いの足まで縛って二人三脚のようになってはいけない。 そうなったらひとりが転べばもうひとりも転んでしまう。 それに片方が圧倒的に強ければ二人三脚でも強い人が歩く方向に引っ張られる。 本当の友人なら、一方が転んだらもう一方がその人を起こす。 間違った方向に行こうとしたら必死になってそれを止めるでしょう。 <安倍内閣は経産省内閣> 原発再稼働~TPPの関係で<経産省>が、目立ちます。 財務省からして気持ちのいいことではないでしょうね・・ 財務省を軽視しているわけではないですが、他の省と同列視しているように見えます。 今は、外務省>が一人横綱で、関脇に<経産省>、小結に<財務省>といったところですか。 <大関?> 大関あえて言うと <有識者>ですか・・ <吉田内閣>以降・・現在の<安倍内閣>までの変遷を、分かりやすく簡素に説明されています。