<口の中をみれば寿命がわかる>
9月
19日
発行所~ 小学館
健康長寿は<何を食べるか>ではなく<何が食べられるか>だ。
日本でもようやく定着してきた<80~20運動>は、80歳で自分の歯を20本残すことを目標に厚生労働省が平成元年から提唱している。
以前に比べると良くなっているが、まだ8割近くの80歳以上が、自分の歯が14本程度しかない。
しかも、歯が抜けるのは、圧倒的に65歳以上となっている。
不思議に、年金受給年齢と歯を失う年齢が符合する。
<歯が抜けてしまった人はアルツハイマーになりやすい>
名古屋大学の調査では、アルツハイマー型認知症の高齢者は、健康な人に比べて、残っている歯の数が平均して三分の一しかなかった。
しかもアルツハイマー型認知症の高齢者は、健康の高齢者より、20年も早く歯を失っている。
<奥歯が抜けると物忘れがひどくなる?>
<奥歯がなくなると太る>
小生は時々<老人ホーム>にお見舞いに行きますが・多くの入居者の方々を拝見しているので・・
<やはり・・そうだったのだな・・自力で食事ができなくなっている方が目に浮かんだ>
最近は・・予防手段として<口腔歯科の治療>で、劇的に回復した例が増えているそうです・・
<波多野医師>の分かりやすく~丁寧な説明に納得した。