書籍名~ <世界を平和 にするためのささやかな提案> 発行社~ 河出書房新社 <本を読んでフマジメになろう> 永江 朗(ながえ あきら)さん フリーライター 平和のためにフマジメになりましょう。 こんなことをいうと <まわりに迷惑をかけるからダメ!>と怒る人もいるとおもいます。 <フマジメ>なやつによってかけられる迷惑なんてたかがしれています。 いたずらされたとか、ものを壊されとか、殴られたとか、その程度のことです。 <マジメ>なひとによって引き起こされる迷惑は、その何百倍~何万倍の規模です。 テロであれ戦争であれ、平和を壊すのは <マジメ>の人です。 おもしろ半分で戦争を起こす人はいません。 政治家も軍人も、みんなマジメに考えて戦争をします。 <戦争するしかない~この道しかない!と>自分を追いつめて戦争を始めます。 テロだってそうです。 笑いながら爆弾をしかけたり毒ガスをまいたりする人はいません。 テロリストも <これが正しい道なんだ>と、マジメに考えすぎて思い詰めて行動してしまいます。 世の中を平和にするには、ぼくたち一人ひとりが・・ できるだけフマジめになることが平和につながります。 <この道しかない!>なんて思い詰めず <この道もいいけど~あの道もいいな~いやあっちの道のほうが楽しいかも・・>あれこれ迷い、そのうちめんどうくさくなって昼寝しちゃうぐらいでいいんです。 右へ行ったり左へ行ったりふらふら・・<フマジメにやっている人>が増えると、世の中はきっと平和になります。 小生は<真っ向勝負の猪武者>ですが・・交渉ごとに臨むと<古狸に変身>・・ 四角四面で物事を判断すると,もつれる要因になりますので・・ <逆も真なり>・・<丸い卵も切りようで四角>・・で、対処しています。 <ジキルとハイド>は極端ですが <怪人20面相>に憧れます。 <マジメとフマジメ・・>を使い分けるのが・・<世の中の平和の源>と考えています。