<フマジメになりましょう>
7月
7日
発行社~ 河出書房新社
<本を読んでフマジメになろう>
永江 朗(ながえ あきら)さん フリーライター
平和のためにフマジメになりましょう。
こんなことをいうと <まわりに迷惑をかけるからダメ!>と怒る人もいるとおもいます。
<フマジメ>なやつによってかけられる迷惑なんてたかがしれています。
いたずらされたとか、ものを壊されとか、殴られたとか、その程度のことです。
<マジメ>なひとによって引き起こされる迷惑は、その何百倍~何万倍の規模です。
テロであれ戦争であれ、平和を壊すのは <マジメ>の人です。
おもしろ半分で戦争を起こす人はいません。
政治家も軍人も、みんなマジメに考えて戦争をします。
<戦争するしかない~この道しかない!と>自分を追いつめて戦争を始めます。
テロだってそうです。
笑いながら爆弾をしかけたり毒ガスをまいたりする人はいません。
テロリストも <これが正しい道なんだ>と、マジメに考えすぎて思い詰めて行動してしまいます。
世の中を平和にするには、ぼくたち一人ひとりが・・
できるだけフマジめになることが平和につながります。
<この道しかない!>なんて思い詰めず <この道もいいけど~あの道もいいな~いやあっちの道のほうが楽しいかも・・>あれこれ迷い、そのうちめんどうくさくなって昼寝しちゃうぐらいでいいんです。
右へ行ったり左へ行ったりふらふら・・<フマジメにやっている人>が増えると、世の中はきっと平和になります。
小生は<真っ向勝負の猪武者>ですが・・交渉ごとに臨むと<古狸に変身>・・
四角四面で物事を判断すると,もつれる要因になりますので・・
<逆も真なり>・・<丸い卵も切りようで四角>・・で、対処しています。
<ジキルとハイド>は極端ですが <怪人20面相>に憧れます。
<マジメとフマジメ・・>を使い分けるのが・・<世の中の平和の源>と考えています。