3月
3日,
2023年
「リーダーシップ」というものを思う時(13)「部下と1on1ミーティングをする前に」
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。
最近、多くの企業で導入が進む「1on1ミーティング」。
部下にオープンに色々な話をしてもらうことは、部下の成長や気付きを引き出すためには重要な場です。
しかし一方、部下の話に耳を傾ける前に、上司として大切なことがあるのではないか、と感じます。それは
上司として、働く楽しみや仕事をすることで叶えたい夢などを伝えること。
そもそも部下の課題意識や内発的動機は、何から醸成されるのでしょうか?
もちろん元々、部下が抱いている想いや期待から醸成されることはあるでしょう。
それに加えて、職場で長い時間を共に過ごす上司からの影響は、かなり大きのではないでしょうか?
その上司の仕事に対する考え方や取り組む姿勢。一つ一つの指示や意思決定。
そして、仕事を通じて何を成し遂げようとしているのか?
仕事は楽しいことばかりではない。残念ながら理不尽なことや、理屈では割り切れないことにも遭遇する。
それらを乗り越えるためには、仕事を通じて果たしたい夢や野望を持つことが大切だと感じます。
「健全な野望」
組織の上に立つ人には、ぜひ持って頂きたいもの。
そして、それを機会を見つけて、部下に語って欲しい。
部下との「1on1ミーティング」を実施するまえに一度、上司は自分の胸に手を当てて、
「仕事を通して成し遂げたいことは何か?」
と、自らに問いたいと思います。
ではまた次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
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