質問力を鍛える(Day3)「質問は、相手の行動を引き起こす」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

先日始めたブログの新タイトル、

「質問力を鍛える」

職場はもちろん日常生活においても、我々が何気なく発している

「質問」

それを何回かに分けて、少し深掘りして行きたいです。

今後の全体の流れは以下のように構想しています。しかしながら、途中で気が変わるかも知れませんので、悪しからずお付き合いください。

【テーマ】
1.質問とは何か?
2.質問の目的
3.質問の効果
4.質問する際の工夫
5.質問力とは?

今日はその3回目。テーマは、

【3.質問の効果】です。

前回「ジョハリの窓」を使って、質問の目的を検討してみました。質問は「誰のための質問か?」という視点が重要、ということが浮き彫りになりました。

つまり、その質問が

(1)「質問者(自分)のため」なのか、それとも
(2)「相手のため」、そして
(3)「自分たち(質問者と相手の両方)のため」なのか、

をきちんと把握する、意図する必要がある、ということです。

そして、これは今日のテーマの

「質問の効果」

にも大きく関わってきます。

上記(1)から(3)までを、効果という観点でもう少し考えてみましょう。

(1)「自分のため」の質問は、自分の疑問の解消や深い理解のための質問。つまりその効果もある意味で同様です。これはいたってシンプル。

では、(2)「相手のため」の質問はどうでしょうか? 前回、ジョハリの窓の「第③象限(秘密の窓)」でも少し触れましたが、

「さりげなく」伝える・教える

という目的があります。このさりげなく伝えることの効果は、ずばり

「相手が気付くことで、『行動を起こす』」こと。

そして(3)「自分たちのため」の質問は、自分も相手も知らない・分からないことに関する質問なので、

「知っている人に聞いてみよう」とか
「自分たちで調べてみよう」や
「我々で作ってみよう」

という行動が引き起こされます。

つまり質問には、疑問を解消したり、内容を明確にする効果に加えて、

「行動を引き起こす」

という効果もあるのです。

プロコーチが使う質問は、クライアントに「気付いてもらって、行動を起こしてもらうこと」を意図していることが多いのです。

従って、一見当たり前にように思える事柄に関しても、クライアントに「敢えて」質問する、ということが起きるのです。

コーチが「ここは重要なポイント。クライアントに敢えて言語化してもらうことが必要」と感じた時に質問を繰り出すのです。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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