10月
17日,
2021年
「いちばん優しい事業承継の本」を読み進めながら(Day12)「ソフトな経営資源の事業承継(2)」
昨日に引き続き今日も
「いちばん優しい事業承継の本」を読み進めながら、私がキーポイントと感じる部分を拾って、ブログに書き綴って行きます。
今日のテーマも昨日と同様
「ソフトな経営資源の事業承継(2)」
章立て
1.知的資産経営の意義と効果
2.「知的資産経営報告書」とは
3.知的資産経営報告書の作成のメリット
1.知的資産経営の意義と効果
(1)知的資産は競争力の源泉であることを認識し、活用することが重要。
(2)どんな企業であっても保有するリソースは有限。増してや中小企業はなおさらである。そこで社内外の関係者の力を取り入れ、連携しながら経営を進める。
(3)経営者の想いを社内で共有すると共に、金融機関や取引会社などの外部の関係者とコミュニケーションを図りながら事業活動を行う。
2.「知的資産経営報告書」とは
(1)知的資産が事業の方向性や成否を左右する要因となり得ることから、知的資産の有り様や活用方法を社内、及び社外との関係という視点で纏めたもの。
(2)従って「知的資産経営報告書」は、内部マネジメントツールとしての役割と、外部コミュニケーションツールの両方としての作成意義がある。
(3)報告書のスタイルは、①自社の知的資産の棚卸、②知的資産と収益力との関連分析、③経営方針の明確化と管理指標の特定、で構成される。
3.知的資産経営報告書の作成のメリット
(1)報告書の作成プロセスのメリット
①経営戦略の整理
②後継者への円滑な事業承継
③経営幹部の育成
④若手・中堅社員の理解度工場・先輩社員の意識向上
⑤組織知・現場知の表出化・連携化、及び職場の活性化
⑥IPOに向けての現状分析
(2)外部コミュニケーションツールとして活用する
①潜在顧客やユーザーへの開示
②取引先・協力会社への開示
③就職希望者への開示
(3)内部マネジメントツールとして生かす
①事業活動の品質向上
②目標管理
③人事評価
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお