10月
6日,
2021年
「いちばん優しい事業承継の本」を読み進めながら(Day2)「家族会議から始める事業承継」
昨日から始めた新シリーズ
「いちばん優しい事業承継の本」
今日から本文を読み進めながら、私がキーポイントだと感じる部分を、抜粋して書き綴って参ります。
今日のテーマは
「家族会議から始める事業承継」
昨日も少し触れた通り、中小企業の多くは家族経営。ファミリービジネスとも呼ばれるように、経営層が家族で構成されているケースが多いです。
従って、会社の重要な意思決定の一つである「事業承継」は、先ずは家族会議からはじめる、ということになります。
章立て
1.事業承継は自分(現社長)が「引退する日」を決めることから
2.事業承継は後継者への代表移管と、財産のバトンタッチを同時に行う
3.親子の人間関係は「言わなくても、分かっているつもり」が最も危険
4.後継者のパターン(親族・他人・売却か精算)
1.事業承継は自分(現社長)が「引退する日」を決めることから
(1)事業を承継する、ということは自分(現社長)の第二の人生を考えること。
(2)承継に関係する手続きや活動内容のことが頭をよぎるが、まずは自分のこれからの人生計画を立てるところから始めたい。
2.事業承継は後継者への代表移管と、財産のバトンタッチを同時に行う
(1)承継計画書を作成して実際の活動は開始するが、計画内容は後継者と共有することが重要。
(2)第二の人生に必要な個人資産を切り分けて、事業承継用の資産を後継者に託す。
(3)そして大事なことは次世代を背負う「経営者を創る」こと。
3.親子の人間関係は「言わなくても、分かっているつもり」が最も危険
(1)「口に出さなくとも分かっているはず」は独りよがりな発想。
(2)然るべきタイミングで、社長と後継者という社会的立場を背負った者同士として、きっちり話をつけること。
(3)後継者には、腹を据えて早い段階で「志を作る」教育をすること。
4.後継者のパターン(親族・他人・売却か精算)
(1)65%:親族が後継ぎになるのは減少傾向だが、6割を超える
(2)30%:他人へ譲渡するのは増加傾向だが、約3割
(3)5%:承継をあきらめた場合、M&Aなどのよる売却や精算へ
上記の内容を先ずは「家族会議」にて、話し合いをすることから始めたいですね!
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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