9月
25日,
2021年
「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day4)「誰かに話すと気付きが生まれる」
先日に引き続き今日も
「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」
を読み進めて参ります。
今日のテーマは
「誰かに話すと気付きが生まれる」
章立て
1.誰かに話すことで得られること
2.話が出来る環境作りをする
3.聴き手の役割
1.誰かに話すことで得られること
(1)モヤモヤしたり、イライラした時には、それを文字にしてみると頭の中が整理される。(これは一種の吐き出し効果か?)
(2)しかし、吐き出して言語化したからといって、課題が解決した訳ではなく、次なるモヤモヤ・イライラが出てきてしまう。
(3)そんな時は、一人で無理に解決しようとせず、その状態を誰かに話してみる。
(4)内省は一人でも出来るが、誰かに話してみることで、自分の固定観念に気付いたり、自分を見つめ直すきっかけに繋がる。
(5)また、話をして自分の悩みに共感してもらうことで、今の自分に自信が持てるようになる効果もある。抱えている悩みは自分だけのもではないし、ましてや自分の能力の無さが原因ではないと気付くことが出来る。
2.話が出来る環境作りをする
では、自分の話を他人に聞いてもらう環境をどのように作っていくか?
(1)最初の「仲間づくり」のこつ
①とにかく誰か、話を聞いてくれる人を探す。必ず周囲には居るはず。社内で同じ職位の人が話しやすいと考えられる。
②自分を語る。具体的にリアルな場面を語りつつ、自分の心情を吐露するように話す。
③自己開示の不安を克服する。まずは小さく、信頼できそうな他人ひとりに向けて、本音を語ってみる。
これからのマネジメントは、メンバーの力を引き出し、集めていくことが求められる時代。
自分の力量に限界があることを認めて、周囲の協力を仰ぐことは、弱さではなく真の強さである。
なお対話をする場所は、落ち着いて話せる環境。会議室でもカフェでも良い。ランチを取りながらも良いが、時間的余裕が欲しい。最初はアルコール無しが良い。
3.聴き手の役割
話し手が「内省」できるためには、聴き手の協力が欠かせない。
(1)心と身体を開いて受け入れる。具体的には、①視線を合わせる、②距離をある程度縮めて、③表情豊かに微笑みながら、④適宜うなづき、相づちを入れる。
(2)話し手の話す内容を評価せず、そのまま受け止める。(受け入れる必要は無い)
(3)話し手の感情に注目する。具体的には、①話し手の声のトーンが変わる、②何度も同じフレーズを繰り返す、③表情や動作が変化する。
(4)話し手の内面に目を向ける。目に見える言葉や感情だけでなく、話し手の内面を見ようとする。
具体的には、感情移入して聴いている中で、違和感を覚えるところに着目する。
(5)聴き手は、「共感すれども迎合せず」の存在。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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