9月
24日,
2021年
「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day3)「内省」
今日も引き続き
「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」
を読み進めながら、私がキーポイントと思う点を記述して参ります。
今日のテーマは
「内省」
章立て
1.全ては「内省」から始まる
2.経験だけを積み上げても不十分
3.内省の4ステップ
1.全ては「内省」から始まる
(1)職場の状況にイライラしたり、あきらめ感を感じた時、誰か救世主に助けて欲しいと思ったりしてしまう。
また自分ばかりが頑張っていて、周りは動かない。そんな状況にフラストレーションを感じることもある。こんな時は、視線が周囲の人に向いている。
(2)このような時は、まず「自分を客観的に」見つめることが必要。いつもの自分とは、異なるところから自分を見つめ直す、ことが大切。
(3)いつもより一歩引いて、自分のことを客観的に見て、状況を言葉にする、言語化する。
(4)第三者に自分のことを話す時には、その状況を整理する必要がある。その際に自分を見つめる、「内省」が促される。
(5)実際に「マネハプ」では、この一週間、仕事上で誰に会ったのか、どんな話をしたのか、など普段は振り返ることも無く流れていったことをもう一度、自分の目の前に引き戻すことから始める。
(6)改めて「内省」とは、経験を熟慮して、意味を見出し、気付きを抽出すること。(一方、反省とは多くの場合、失敗を繰り返さないために、どう行動を改めるかに焦点が当たっている行為。)
2.経験だけを積み上げても不十分
(1)経験を唯々積み重ねるだけでは、そこから何を得たのか、を理解・確認するのは簡単ではない。
(2)経験したことを、「内省」を通して第三者に分かるように整理し、言語化して自分の前にさらけ出す。この過程においてその経験の裏側・向こう側にある意味や気付きが得られる。
3.内省の4ステップ
(1)ステップ1:経験そのものを俯瞰する。
①最近の出来事を先ずは振り返る。習慣化が大事なので毎週同じ曜日に行う。
②直近の一週間、自分は何をしたのか。気がかりは何か。全体としてどんな一週間だったか。一週間全体を振り返る
(2)ステップ2:出来事、場面を抽出する
①振り返った中から、一番気になった出来事を採り上げる。選ぶ基準は仕事上の重要度ではなく、「自分の気持ちが一番揺さぶられたこと」を引っ張り出す。
②選んだら、鮮明にその場面を呼び起こす。その時に出来事はもちろん、自分の感情も呼び起こす。
(3)ステップ3:事実と感情を分ける
①いつ、どこで、誰と、どんな出来事だったのかを描き出す。
②その時、事実と感情を分けて、考える。
③事実は一つだが、その事実からもたらされる感情は、人それぞれで異なる可能性がある。
④内省とは、自分が受け取った解釈、その経験の意味に、違った見方が出来るかも知れないと、考えを巡らせること、である。
(4)ステップ4:「今、振り返ってみて、思うこと」を書き留めてみる
①事実と感情を切り分けて記述した出来事や経験をもう一度、振り返ってみる。その時は、違う見方が出来るかも知れない。
②その時は自分視点だった解釈が、改めて振り返ってみると「他人視点」が見えてくるかも知れない。
③それに気付くをことで、自分の行動を変える糸口が見つかる可能性は高い。例えば、相手を変えようとしていたが、まずは自分自身が変わることが必要、と気付くなど。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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