7月
3日,
2021年
待合室で120分!
今このブログ記事を、病院の待合室で書いています。ただ今の時刻は8時45分。
え、病院の待合室?
はい、そうなんです。そして待合室に入ってから既に30分は経過しています。
ふー。
「これからですと、2時間くらいはお待ち頂くことになりますが、、、」
「は、はい。」
「いかがいたしますか?」
(うーむ。しばらく考えてこう尋ねる。)
「因みに明日の日曜日だとどうですか?今日よりは空いていますか?」
「さあ、どうでしょうか?」
やれやれ!
ただ今、午前10時。まだ待合室にいます。さながら実況中継になって来ました。
続々と患者さんが訪ねてくる。
「今からだと、うーむ、2時間半くらいは待つかも、です。」
すごすごと帰る人、意を決して待つ人、それぞれである。
私の受付番号が9番。先程呼ばれたのが5番。ということは一人当たりの診察時間が約15分。とすると残り4人なので、あと60分。
5合目まで来た!
読みかけの文庫本も大分進んだ。でもまだ1時間はある。
お、ここで5番の患者さんの診察終了!
あと3人かな?
今受付番号6番の患者さんが呼ばれました。10時15分。
ということは私の番号は45分後、恐らく11時!
ここまで来た!
しかし
私が今ここにいる目的が、段々と分からなくなって来た。自分の順番が来ることが目的になっている、事に気が付いた。
???
病気を治すことが目的ではなかったのか?!
ほどなく突然、名前を呼ばれて診察室へ。
なるほど!この先生なら患者さんは何時間待っても来るよね!
なぜなら、この先生は、お医者さんにありがちな
「人ではなく、病気に焦点を当てる」
という人では全く無かったのです。
あっという間に診察時間は20分、経っていました。
そしてただ今、診察終了!11時30分。
でも待った甲斐がありました!
医師の説明は丁寧で、分かりやすく、なんたって、
患者さんの気持ちに寄り添いながら、
かつ、
科学者の視点も待ち合わせた論理的な説明!
120分待ちに納得!
私もこういう
「プロフェッショナル」
になりたい、と思いました。
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ