6月
25日,
2021年
「親業」とは?
今日は「心理的安全性」から少し横道に逸れて「親業」についてです。最近ある事件に出くわして
「親とは何か?」
というテーマが頭の中でぐるぐるしています。一番下の子供が既に21歳と、ほぼ「親業」を終えている感はあるものの、
「親業」は何を以って終了するのか?
という素朴な疑問も湧いてきて、すっきりしない気分。
ということで私のもやもやに少し、お付き合い頂きたく。
因みに「親業」とは、「親業訓練協会」の定義をお借りすると
親と子の心の架け橋を作るコミュニケーションのこと。
アメリカの臨床心理学者トマス・ゴードンが、発達心理学や臨床心理学などの行動科学に基づいて考案した、とのこと。
つまりコミュニケーションの方法と、それを支える親としての基本的な考え方や、人間としてあり方をも包含しているものと想像されます。
親も一人の人間。一人一人個性があるのは当たり前で、考え方が異なる可能性はある。しかし一方、「親として」の考え方の基本や、持つべき心構え、そして子供への接し方の「基本型」やスキルというものもあるはず。
何の準備や心構えもなく、病院で「はい、あなたの息子さんですよ!」と見せられていきなり親になってしまった私としては、「親業訓練」は有難いものだと感じます。
また、親業をコミュニケーションの分野に限定せず、もう少し幅広く捉えることも可能だと思います。
私の個人的な感覚としては、「親業」には次のような観点・切り口があると良いかな、と感じます。
1.人間としてあり方
2.親の果たす役割
3.子供という存在の理解
4.子供との接し方(コミュニケーションも含む)
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ