6月
13日,
2021年
私の”ものぐさ流”英語学習法 (2):面倒くさがりの貴方の「語彙力」増強法!
昨日に引き続いて「ものぐさ流」英語学習法、今日は「語彙力」。
どうやって語彙力を増やすか?
これは日本語でも同じで、皆さんもきっと小学校・中学校の時、漢字の書き取りをしたり、言葉の意味を国語辞典で調べてノートに書き写したり.....色々な方法で、多くの時間を割いて取り組んだことと思います。
英語でも実は、残念ながら同じです。
学問に王道なし!
そんな簡単で即効性のある方法なんて無いです。
しかし、生まれつきの物ぐさ、面倒くさがり屋の私が編み出した、語彙力増強方法をお伝えいたします。
名付けて「赤ペン・アンダーライン方式」。
使う題材は英字新聞。駅の売店などで売っている英語の新聞。
それをもちろん新聞の記事を読んでいくのですが、読み進めながら見たことが無い単語や意味が分らない単語に遭遇したら、
赤ペンでアンダーラインを引いていく。
赤ペンはボールペンなど芯の細いものではなく、「太目のサインペン」のようなものがお勧め。
最初は兎に角、どんどん読んで、?と感じた単語には躊躇せず、赤のアンダーラインを引いていく。
紙面や記事はどれを選んでも構いませんが、恐らく第一面が良いと思います。何故なら、取り上げられている記事は概ね、日本の新聞と似通っているため、英語でも内容はある程度想像がつくはずなので。
さて例えばある一面を読み終えて、さて、どうでしょうか? どんな感じでしょうか?
恐らく最初は、新聞一面が「真っ赤」になったと思います。
それでいいんです!
実は私もそうでした。 全ての単語に赤のアンダーラインを引いたような感じ。
さて、ここから大事。
皆さんならここからどうしますか?
これまで英語を学校で、まじめ(?)に勉強してきた皆さんなら、恐らくこう考えるはず。
「単語カード」を作って、表にはアンダーラインを引いた単語を書いて、裏面には辞書で調べて意味を書く。そしてそれを覚える。
もしくは、モチベーションが続くように(笑)、可愛らしいお気に入りのノートを新調して「英単語ノート」を準備し、自分なりの手作りの「My辞書」を作っていく。
これが学問の王道。 でも・・・・・
私の「ものぐさ流」はこうです。
赤く染まった英字新聞はそのまま捨ててください。
勿体ないと思う方は、そのまま引き出しの奥へ突っ込んでおいても良いです。
単語カードも英単語ノートも作らない。ましてや、分らない単語や熟語も辞書で調べない、何もしない。即ち「読みっぱなし・やりっぱなし」でOK。
そしてそれからどうするか、というと次の日もまた、英字新聞を買ってきて、同じように紙面に目を通しながら、ひたすら(笑)赤ペンでアンダーラインを引き続けて行きます。
二日目も同様に、単語を書き出さず、ましてや辞書を引くわけでもない。
「正確に言うと、辞書は引いてはいけない!」
ただただ、赤いアンダーラインを引いていくだけ。
そして、真っ赤に染まった英字新聞は捨てるなり、引き出しの奥にそのまま放り込んでおく。
さて、これをしばらく続けていくと、どうなるか?
最初は真っ赤だった紙面が、段々と少しずつ、赤ペンのアンダーラインの量が減って行くことに気付きます。
単語カードも作っていないし、辞書だって引いていないのに???
でも、そう気付いたら、GOOD!
この気付きがとても大切。
この方法の効果は即ち、英語の文章を読みながら、その文章の中で使われている単語・熟語の意味や使い方を、文脈から類推しながら、段々とイメージ出来るようになる、ということ。
そして「赤いアンダーライン」が段々と減っていく、という目に見える形で、自分の上達の度合を確認し、実感できるのです。
いかがでしょうか?
この方法は、新聞を購入し続けるのにお金がかかる、また即効性は残念ながら望めずに時間がかかる、という難点はあります。
しかし、実際に試してみた自分の実体験から、必ずや効果が出ること、受けあいです。
ある程度、時間の余裕があって、かつ、単語・熟語の文章での使われ方を体得したい方には、試してみる価値のある方法だと「勝手に」に思っています。
一度お試しあれ!
そして、実際試された方は、是非、感想や効果の程をお聞かせください。
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ