桜吹雪とビブラート そして マクリーン逝く・・・
4月
2日
ちょっと幻想的な感じでしたね。さて、今日は9時前から練習をしましたが、昨日も吹いたためかウォーミングアップも短い時間でできました。調子の良い時は、細かなコントロールも効くので吹いていて気持ちいいです。ビブラートの練習をしているせいか、だいぶいろいろなビブラートも付けられるようになってきましたね。早いビブラートは苦手ですが、テンポによって16分、3連符、8分でビブラートを吹き分けます。ビブラートの深さもコントロールできないと行けないのですが、特に高い音になればなるほど、難しくなります。あまり深くかけると演歌のようになるので、ほどよい深さでかけることが大切ですね。このビブラートで曲の感じも変ってくるので大切なテクニックですね。CDを聞く時にビブラートに注意して聞いてみてください。コルトレーンはノンビブラートと、よく言われていますが、そんなことはないです。ビブラートの下手なミュージシャンもいますが、良い演奏と言われているものは、このビブラートのコントロールがとても上手いものが多いと思います。是非聞いてみてくださいね。◆ 先ほどCPCCのメンバーからジャッキー・マクリーン逝く というメールが来ました。マクリーンのことも何度か書きましたが、私も好きなミュージシャンの一人なので残念です。マクリーンは、決して上手くないタンギングでエモーショナルに歌い上げる人でした。
この独特な歌い方は、これがジャズだ! と言えます。
音楽学校ではこのような吹き方は絶対に教えないでしょうね。
でもジャズなんです。
出だしのたった一つの音でジャズを感じさせる人でした。
個性とはこの人のためにある言葉です。1932年5月17日生まれですから、73歳と10ヶ月の短い生涯でした。
このアルバムは、ビリー・ホリディの専属ピアニストだったマル・ウオルドロンが、ビリー・ホリディのための追悼アルバムです。マクリーンは、レフトアローンのみ参加していますが、今日はマクリーンのために聞きたいと思います。 合掌【レフト・アローン】マル・ウォルドロン・フィーチャリング・ジャッキー・マクリーン 1.レフト・アローン
2.キャット・ウォーク
3.恋の味をご存知ないのね
4.マイナー・パルセーション
5.エアジン
6.ビリー・ホリデイを偲んで