復刻版】呼吸の種類のお話
2月
18日
昨年は雪がチラチラと1回だけ降っただけですが、今年は雪が多いです。
さてさて、11日の建国記念の日に庭の夏みかんを使って初めてマーマレードを作ってみました。
インターネットで作り方を調べて、10日の夜に夏みかん5個を歯ブラシで良く洗ってから皮を4分割にヘタのほうから剥いて、白い綿をスプーンで軽く取ってから包丁で千切りにしました。
ふだん包丁を持つことがないので、慣れない千切りは結構たいへんです。
それが終わると夏みかんの身を一房ずつ種を取りながらボールに全部出して、ラップをかけて明日の出番まで冷蔵庫です。
人差し指に傷があったのか、ヒリヒリいたいのを我慢して5個分を出しました。
千切りにした皮は、ざるに入れて水にさらしますが、最初は水が黄色に変わるほど色が出るのにびっくりです。
何度か軽くもみ洗いしてアク抜きをして、一晩水にさらしました。
翌日はさらした水を捨てて軽くもみ洗いしてから、水と皮を鍋にいれ沸騰させて更にアク抜きです。
沸騰したら差し水を3回してザルにあけて、水だと冷たいのでぬるま湯でもみ洗いして、また鍋に入れてを3回繰り返します。
やっとここからマーマレードにするために皮と身を入れて弱火で煮詰めていきます。
夏みかん5個だと約1.5Kgなので砂糖は約900g〜1Kg使うことにして、10分ほどしてから、砂糖を入れ始めます。
50分くらいたってからはだいぶ煮詰まってくるので、木べらで焦げないようにクルクルと回します。
木べらで鍋の底に線が見えるようになったら完了ですが、90分くらいかかりました。
ビンを煮沸消毒して、マーマレードを暖かいうちにたっぷり入れて、こんどは軽くフタをして脱気殺菌のため10分間沸騰したお湯につけて、しっかりとフタをして冷蔵庫に入れて完了です。
パンに付けて食べましたが、初めてにしてはなかなかのマーマレードができました。
自画自賛ですが2、3日すると味も落ち着いてきて更に美味しくなりました。
15日は休みを取ったので、夏みかん3個を使ってピールを作ってみました。
前日から皮を水にさらした方がよいのですが、マーマレードを作ったら思ったほど苦くなかったので、ぬるま湯で何度か皮をもみ洗いしてから、鍋でアク抜きを4回してから作ってみました。
作り方はマーマレードとほぼ同じですが、皮の表面の黄色いところを薄く剥かなくてはいけないのと、1cm幅に切っていくのが違うところです。
砂糖で煮詰めるときは、皮だけで行うので焦げそうになります。
水を使わずに夏みかんをつぶしながら、そのジュースを使って砂糖を入れながら煮詰めていきました。
マーマレードと違って、ほとんど鍋につきっきりで木べらで掻き回し続けます。
1時間を経過した頃から砂糖を溶かした蜜が皮に入ってきて、透明になってきたら火を止めます。
ピールはここからが大変で、冷まして、グラニュー糖を一つ一つまぶしてラップの上に並べて、更に冷まします。
グラニュー糖がどこにあるか分からなかったので、家にあったスティック砂糖を全て使ってしまいました・・・
途中でつまみ食いをしましたが、写真には125個の透明感ある黄色のピールが写っています。
庭の夏みかんなので、もちろん無農薬のマーマレードとピールの完成です。
なかなか評判も良かったので、今日はジャムビンを8個も買ってきてしまいました。
さてさて、【復刻版】呼吸の種類のお話 です。
これは2004年11月29日のブログを見直したものです。
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今回は、呼吸の種類と言うことで 腹式呼吸、胸式呼吸、鎖骨呼吸 について考えてみたいと思います。
● 腹式呼吸の体験方法
腹式呼吸については、既にお話しいたしましたが、まだ良く分からない方のために、体験できる方法をお話ししたいと思います。
・まず両手を肋骨の左右に当てます。 (脇の下より少し下がったあたりです。)
・前屈みになります。
・呼吸をします。
このようにすると、鎖骨が横に広がらないため、お腹で息を呼吸している腹式呼吸の感覚が体験できます。
・次に、お腹の感覚を忘れないように徐々に体を起こしていき、より深く呼吸ができる腹式呼吸を覚えます。
腹式呼吸の感覚を忘れた時も、やってみてください。
● 胸式呼吸
胸の壁を外側に向かって押し広げる呼吸方法です。
この呼吸方法を分かりやすく体験する方法は、
・床にうつぶせに横たわります。
・膝を曲げて、足のかかとを持ち上げます。
このようにすると、お腹が膨らみづらくなりますので、その状態で呼吸をすると胸で呼吸していることが分かります。
更に分かりやすく体験するには、
・お尻を持ち上げます。
この状態で呼吸をすると、胸の真ん中あたりが広がっていることがよく分かりますね。
● 鎖骨呼吸
鎖骨を上げる呼吸方法で、通常の呼吸でも少しやっているものです。
この呼吸は、息が苦しくなった時に肩を上下させますが、この鎖骨の動きが鎖骨呼吸と言われているものです。
鎖骨を上げることにより、肺を上に広げているんですね。
● まとめ
3つの呼吸法と言っても腹式呼吸以外の呼吸は単独では、楽器を吹くために十分な呼吸とはいえません。
一番大切で楽器を吹くために効率的なのは腹式呼吸ですが、他の呼吸方法も複合的に行なうことにより、より効率良く息を入れることができるでしょう。
息を吸うためのコツとしては、息を吸う時に絶対にアゴを引いてはいけないと言うことです。 別な言い方をすると、下を向かないと言うことです。
やってみると分かりますが、十分に息を吸うことができません。
息をマウスピースの上から吸うようにすると、十分な息を吸いやすいし、下唇を離さないためアンブシュアも崩れません。
一度はお試しください。
今回はこれで終わりです。
呼吸はとても大切ですので、初めのうちは意識して行なうことが必要ですし、訓練することも必要です。
ある程度圧力がかけられる呼吸が分かったら、音楽的な事を考えるようにしてください。
でも、音質やニュアンスのコントロールで悩んだ時は、また呼吸を見直してみてください。
きっと何か発見することがあると思いますよ。
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