復刻版 ● ビックバンドの秘密? バンドにかかわる人は?
9月
29日
製造番号が70万台ですから1980年代のものでSuper20の後期モデルです。
ミント状態に近い、とても綺麗な楽器で素晴らしい響きを持った楽器です。
吹くと最低音から高音まで楽器がビリビリと振動しているのが手を伝わってきます。
写真でおわかりのようにベルの彫刻にはゴールドプレートがかけられており、ベルの内側もゴールドプレートです。
昨年入手したアルトのSilver Sonicは、独特の艶と周りを包み込むような空気を振動させる音色が分かるまで4ヶ月くらいかかりましたが、このテナーのSilver Sonicの場合は、誰が吹いても楽器を響かすことができます。
まだ吹き込んでいないので、アルトのような艶やかな音色が出るのかは、これから楽しみに吹いていきますが、どうも同じSilver Sonicでもパーカーやキャノンボールが使っていただけあるアルトのSilver Sonicは、ベルとネックが純銀の設計がベストマッチしているようですね。
管体全てがSilver Sonicの楽器も吹いたことがありますが、鼻づまりで音が抜けなくて、楽器を鳴らすのに苦労する楽器が多いように感じます。
KINGのネックとベルを純銀にする設計は的を得ていたんでしょうね。
聞くところによると、テナーのSilver Sonicは良く鳴るので、音量の大きなロックンロールなどにもよく使われていたようです。
セルマーと比較すると全音域に渡って明るい音がするので、ビックバンドで吹いてもセクションの音が明るくなった感じがします。
当面はSilver Sonicを使ってみようと思います。
テナーのマウスピースもメタルからラバーに変えて吹いていますが、最近のマウスピースは材質も研究されているようで、昔のイメージのような抜けの悪い音ではないですね。
これは2004年10月26日のブログを見直したものです。
復刻版 ● ビックバンドの秘密? バンドにかかわる人は?
ビックバンドを聞くには、インターネットラジオの『radioIO BIG BAND』はいかがでしょうか?
URL http://www.windowsmedia.com/radioui/home.aspx
私はBGM代わりに聞いています。
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ビックバンドとは、その名のとおり大人数のバンドのことです。
しかし、譜面の都合もありますので基本的には、サックス5本、トロンボーン4本、トランペット4本、リズムがピアノ、ベース、ドラムの17人です。
最近は、ギターが入るのが当たり前になっていますので、リズムも4人で、18人が標準的な編成ですね。
サックスの5人をサックスセクションといいます。 同じようにトロンボーンセクション、トランペットセクション、リズムセクションと4つのセクションから構成されています。
ビックバンド全体の運営をするリーダーが、バンドマスター 通称 バンマス です。 分かりやすく言うと、バンドの社長です。
カウントベイシーオーケストラ、グレンミラーオーケストラ、ウディハーマンオーケストラ、宮間利之とニューハード、高橋達也と東京ユニオン、原信夫と#&b などたくさんのバンマスの名前がバンド名になっているので分かりやすいですね。
ビックバンド全体の音作りをするのが、コンサートマスター 通称 コンマス と呼んでいます。
他にもマネージャー 通称 ジャーマネ が、仕事を調整や移動の手配など身の回りのことを行ないます。
ボーヤ という、プレーヤーにお付きの人がいて、楽器を運搬したり、セッティングしたりする人もいます。 たいていは、そのプレーヤーを師と仰ぎ、身の回りのことをしながら、楽器を教わったりして、いずれはプロになろうとしている方がやっていますね。
今日は、ビックバンドの秘密? バンドにかかわっている人のお話をしました。 アマチュアバンドにはボーヤはいないと思いますが、学生バンドでは、下級生が一生懸命先輩の面倒を見ている姿を見ることがありましたが、最近は変わってきたのでしょうか?
次回は、ビックバンドの秘密? のつづきです。 秘密でもないのですが・・・
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