復刻版 ルー・タバキンさんのクリニック その1
9月
29日
もう4年も前になりますが、ルータバキンさんのクリニックに行ったときの話です。
何回かに分けて、その内容をご紹介します。
これは2004年9月10、12日のブログを見直したものです。
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今日は、ご質問の回答とルー・タバキンクリニックのさわりだけですがお話をしたいと思います。
昨日は、アンブシュアや関係あるお話をしました。
どのアンブシュアが良い、というものではありませんが、後でアンブシュアを変えるのは、とても大変なことなので、先生に相談したりして決めてください。
●2004年9月9日のことですが、石森管楽器が主催した ルー・タバキンさんのクリニック に行ってきました。
ソプラノの選定があったので、早めに行ったところ、入り口にタバキンさんがいたので、思わず紹介してもらって、握手とサインをもらってしまいました。
20年以上前に、タバキンさんのクリニックを受けているので、これで2回目となります。 ライブとQ&A方式のクリニックで、2時間くらいだったでしょうか
とても素晴らしい、演奏とサックスサウンド、クリニックでした。 終わった後も、会場で12時半までお酒を飲んだり、リコーの人や司会通訳をした、TOPジャズプレーヤーの三木俊雄さんや現、石森社長(小さい頃は兄弟ともスケボーで遊んでいたんですよ)などと話したり、個人クリニックを受けてきましたよ。 感激です! マウスピースは持っていったので、友達の女性プロテナープレーヤーに楽器(コーンのビンテージテナー)を借りて、タバキンさんの前で、お酒の力で吹きましたが、とても大きくて良い音だと褒められてしまいました。 もっと喉を広げた方がよいというのと、小さい音を吹くときもウォームトーンでお腹から出した方がよいと指摘されましたが。 そんなことでしたので、終電は途中までしかないし、帰宅したのは3時近かったです。
タバキンさんの吹いているのを見て、ビックリしたことがあります。
なんと、タバキンさんはストラップをつけずに、楽器を楽々吹きまくっているんですね。
楽器を落とさないように、気をつけてやってみてください。
左手を添えて、右手とマウスピースをくわえた口だけで持ってみてください。
右手親指以外を、ゆっくり離していってください。
最後に支えるのは、右手親指+口 だけです。
左手で支えていたら、中音C#(ドの#)ができないですよね。
サックスマスターになると、親指と口だけでバランスとって、楽器を吹きこなせちゃうんですね。
指を楽に動かすには、全く握らなくてもよいと言うことですね。
* くれぐれも落とさないように!
● ルー・タバキンさんの使用楽器
これがタバキンさんの使用楽器です。
サックス : アメリカンセルマーマーク6 ゴールドプレート
(製造番号 79***)
マウスピース : オットーリンク 8〜8☆(#112)
1960年代と言っていたので、フロリダモデルかな?
リガチャ : オレグ
リード : リコージャズセレクト4S アンファイルド
サックスは、オレッグさんに、サムフック、滑り止め、サイドキーなどいろいろな所を作ってもらっているようです。
サックスのネックは、オレッグさんが、内側を削ったり、角度を調整したそうですが、タバキンさんは詳細を知らないようですが、改造の結果、音程も良くなったそうです。
マウスピースは、ラルフモーガンさんに使っているといろいろな所が変わってくるので、リフェイスを何年かごとに行ってもらっているそうですが、とても大変な作業らしいですよ。
ルー・タバキンクリニックのさわりだけ のお話 でした。
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