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2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。

参加はサックスをこよなく愛し、チャーリーパーカーを学びたい方ならどなたでも大歓迎です。

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おたすけおじさんの サックスケース のお話

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おたすけおじさんの サックスケ...

今日は、サックスグッズの第2弾ケースのお話です。


 


おたすけおじさんの サックスケース のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


さて、昨日は、 ストラップが音質に影響 などのお話でしたが、気に入ったストラップを探してみましたか?


今日は、サックスケースのお話です。


 


最近のケースは、とても軽くなっていて、色も選べたり良いものが多くなってきました。


私が始めた頃は、木製のものがほとんどで、とても重いものが多かったです。


私のマーク?のテナーケースは、アメセルの木製のケースでしたが、重くて取っ手が壊れてしまいました。


古いケースは、セルマーのものでもネックが入る部分とU字管の2点で支えるものが多く、落とすとサックスが曲がってしまうものでしたね。


初めてアメリカに行った27年前は、ケースの中にたくさんの詰め物をして飛行機に乗せましたが、仲間のセルマーバランスアクションを持っていった人は、羽田に着いたとき(当時はまだ成田空港ができる前です)楽器が曲がってお釈迦になってしまいました。


ほとんどの古いケースは、クラリネットが入ったり、フルートが入ったりしてマルチケースが多かったことも重くなる原因かもしれません。


ビックバンドが多かったので、そのようなケースが必要だったんですね。


最近は、単独のケースが多くなっていますが、ソプラノも一緒に入るケースもあります。


先日、テナーとアルトのWケースを見ましたが、衣装ケースのように大きくて、とても持ち歩けるものではないですね。


私の持っているビシャーは79年前のケースですが、スポンジを入れて楽器全体で衝撃を吸収するようにしています。


ケースは、留め金がダメになってきたら、付け替えた方がよいですね。 持ち運んでいるときに開いて楽器を落としてしまいます。


ケースカバーは、ケースが開くことを防止するためと、ケースが傷つかないために使っていますが、譜面が入るポケットが付いているのでとても便利です。


 


● ケースの種類


ケースには、ハードケース、ソフトケース、フライトケース、複数の楽器を入れるWケースやトリプルケース、手に持つだけではなく、肩からかけられたり、リュックのように背負うタイプなど、いろいろなものが発売されています。


面白いのもに、イタリア製のEL SAXCOの楽器ケースは、そのままミュートケースになって、ネックだけ出して、両側の開いた穴から手を入れて練習できるのものです。 あまり防音効果がないのと、音色がかなり変わるので、ちょこっと練習するくらいでしょうか?


サックスミュートでは、特許をとっている、サキソフォーン・ミュート「ミューサク(Mu~sax)」というものもあります。 
ネックのマウスピース側にcapというものを付け、ベルにcupという蓋のようなものを装着することで弱音します。 でも、この製品は低音のB、Bbが出なくなるのでどうでしょう? 今はアルトサックス用のみで14000円するようです。 詳細は、 http://www.grand-duke.jp/main_frame.html で確認できます。


オレッグのエアーバックはとてもユニークで、エアーを入れるチューブがあって、エアーによって衝撃を吸収するものです。 風船のようですが、混んだ電車でもあまり気を使わなくて良いかもしれません。 気圧によってふくらみが変わるので、高いところに行くときはエアーの調整が必要です。


メーカーも、BAM、SKB、VBV、C.C.シャイニー、TomArtBags、GigBag、GALAX、WICINA、JuliusKeilWerth、EL SAXCO、グローバル、アルティエリ、ギャラックス、プロテック、ノナカ、セルマー、リッター、オルトラ、楽器メーカーのものなど沢山あります。


 


● ケース取扱いの注意


ケースには、専用のものと汎用のものがあります。


買ったときに付いているメーカーのものは、その楽器にあったように内張ができているので、専用タイプといえます。


ただし、専用ケースでも質の悪いものもあります。


そのようなときは、汎用タイプに変える必要がありますね。


その時の注意点です。


 


1.自分の楽器にあったケースを探す。


サックスは、メーカーやモデルによって形が違うので、ケースに入れたときに浮いていたり、きつかったり、サイドキーなどが押されている場合は、他のものを試してみるか、改造が必要になってきます。


楽器を入れたあとに振ってみましょう。 揺れるようなら浮いています。


ほとんどのケースは、スポンジやウレタン、発泡スチロールなどが緩衝材に使われているので、内張を切って削ったり綿やウレタンなどを入れたりして改造ができます。


スポンジは加工しやすいのですが、劣化してくるとボロボロになるので、長期間は使用できないです。


フライトケースの場合は、かなり押さえられるものが多いので、圧迫されていないかよく確認した方がよいですね。


止め方がジッパータイプのものは、左右から押すと少し凹みますので、よく確認しましょう。


ネックもケースに入れたときグラグラしないようにした方がよいですね。


大切なサックスを守ってくれるケースなので、楽器にあったケースを選びましょう。


あまり、詰め物をしすぎるのもよくありませんが、一度自分のケースを確認してみましょう。


 


2.持ち運びについて


手持ちの場合は、フライトケースなどでもよいのですが、ソフトケースの場合は、押されると楽器に力がかかり曲がることもありますので注意が必要です。


電車や車に乗るときも、振動がなるべく楽器に伝わらないようにしてあげてください。


車のトランクに無造作に入れると、カーブやデコボコ道で、楽器がトランクの中で揺れますので注意が必要です。 できれば、後ろの座席に寝かせて置いて、動かないように助手席を倒してあげるか、楽器の左右に何か置いたり、ブレーキを踏んだときに前に落ちないようにして置いた方がよいですね。


トラックなどで運ぶときは、楽器を逆さまに置かないように注意して、揺れが少ない前の方に置いた方がよいです。 できれば、毛布などを巻くと更によいですね。


サックスのキーを塞ぐものもありますので、キーがバタバタするのを防ぐためと、タンポとホールの馴染みを守る意味でも使用しても良いかもしれません。


私も持っていますが、ケースに入れると当たるので、今は使用していません。


長時間運ぶ場合は、コルクや固めのウレタンでキーを塞いでもよいと思います。


飛行機に乗せる場合は、取扱い注意のシールを貼るのはもちろんですが、それでも投げられますので、楽器とケースの間になるべく隙間がないようにして、ケースの上にエアキャップ(プチプチ)などを巻いてケースカバーをした方が安心です。 特に国際線の場合は、できれば手持ちでいきたいですね。 あとは保険をかけて祈るだけです。


 


年に1度くらい天気のよい日に楽器ケースに入っているものを全て出して、掃除機でゴミを取ってあげたり、干してあげたり、ふたの蝶番を確認したりして、楽器と同じようにケースも可愛がってあげましょう。


ついでに、クリーニングスワブなども洗ってあげましょう。


でも、マウスピースは間違っても、綺麗になるからといって歯磨き粉を付けて磨かないでくださいね。


 


今日は、サックスケースのお話でした。


 


明日は、楽器メンテナンスのお話にしようと思いましたが、音色のことについてお話しします。


 


 


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ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。


いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。


とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を


皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。


 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。


(このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、自己紹介欄のメ−ルアドレスまでご連絡ください。)


 


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