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  • おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #2 実験その1

おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #2 実験その1

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おたすけおじさんの 音色を良く...

今日は、サックスの音色を良くする方法 #2 についてお話いたします。


 


おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #2 実験その1 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


さて、昨日は、音色ってなに? と 最初に気がつくのは、開放の中音C#(ド#)とD(レ)の音色の違い、圧力と音の大きさについてのお話でしたね。


C#とDの音色が違う原因を探ってみましたが、何となくでも分かっていただけたでしょうか?


今日は、サックスの音色でとても悩む、そのC#とDの音色を揃える実験方法をお話しします。


 


では、いきましょうか


 


● C#とDの音色を近づける実験 その1


低音を出すときには、口を締めていると出づらいので、たいていの人が少し緩めています。 この少し緩めたアンブシュアを利用して、中音のC#を出して音を丸く出す方法です。


本当は、低音のアンブシュアで上の音まで吹けるようになるのが理想なのですが、始めたばかりのサックス奏者には、とても難しいことですね。 でもお腹の圧力でサポートできるようになると、音色も下から上まで変わらず、音程もずれなくなります。


では、いきますね


 


1.低音のC#を吹いて、その音色をよく覚えます。 お腹からの圧力と暖かい息・ウォームエアーで柔らかく出してください。 暖かい息のイメージで柔らかく出してくださいね。


2.そのままの口で、指だけ全部離して、中音のC#を出します。 音程は下がると思いますが、それでもよいです。 低音のC#は出しづらいので大きな音になってしまうと思いますが、中音のC#の音も大きくなってもかまいません。


3.慣れてきたら、だんだん小さい音にして、やってみてください。


4.今度は、低音C# → G#(左手小指はC#の指のままでOKです) → 中音C# → 中音D → 中音C# → 低音G# → 低音C# とゆっくりやってみましょう。 この時はアンブシュアを変えないで、息の圧力だけ気にしてください。 C#で音がふらつかないように圧力でサポートします。 この方がC#を吹きやすいと思います。


このアルペジオは、変なコードですが気にしないでください。 気になる人は中音DをEbにして練習しても良いです。


 


どうでしょう アンブシュアを変えなければ、普通に全開のC#をいきなり吹くより音が丸くなりませんか?


音が丸くなって、中音Dとの差が縮まった人は、低音のC#のアンブシュアを、いきなり中音のC#を吹くときに思い出して矯正していってください。 矯正というのは、中音C#の音がおかしいと思ったら、低音C#−中音C#と復習してアンブシュアを思い出すことです。 繰り返しやって体に覚えさせてくださいね。


でも、その音色がいいとは言えないかもしれません。 この圧力のかけ方を覚えれば、他の方法で音質改善できますので安心してください。 この方法は、後ほどお話しします。


 


今日は、サックスの音色について#2 C#とDの音色を近づける実験 その1 のお話でした。


 


明日は 音色を良くする方法 #3 ということで、 C#とDの音色を揃える実験方法その2 別のアプローチ方法をお話しいたします。


 


 


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◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。


 


ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。


いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。


とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を


皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。


 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。


(このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、自己紹介欄のメ−ルアドレスまでご連絡ください。)


 


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