X''''masプレゼント企画 David Sanborn Clinicの概要 7
12月
31日
今日は大晦日 まだ掃除の途中ですが・・・
今年一年、更新もままならない時もありましたが、このブログをご覧になって頂いた皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。私はこの1年アルトサックスに没頭した年でした。
慣れないアルトで思うようにいかず辛い時もありましたが、ブログの仲間、バンドやCPCCの良い仲間にも恵まれ、刺激を受けながら、ほとんどの休日を楽器や音楽で過ごすことができました。
社会人になってから、こんなに練習した年はなかったように思います。チャーリーパーカーには、毎日聞いてよく練習してお世話になりました。
パーカーを9曲も覚えられるとは思いませんでしたが、緊張感の中で演奏をしてきたことは、楽器を吹く上で有形無形いろいろと勉強になったと思います。
暗中模索の中、自分なりに考えて個人練習をしてきて、まだまだ不十分なところは沢山ありますが、基礎練習の大切さを身をもって感じています。先日アメリカのサクスホーンマスターSteve Wilkerdonと言う方のクリニック&コンサートのDVDを見ましたが、もの凄く上手く、いろいろなスタイルを自在に吹きこなしていました。
この人はどのような練習をしてきたんだろうと思うような素晴らしいテクニックと、その名のとおりサックスをマスターした人です。
機会がありましたらご覧になってください。世の中には、沢山のサックス愛好家、演奏家がいますが、皆さんもその一人、私もその一人です。
サックスの楽しみ方はいろいろですが、私はこれからもプレーヤーでいたいと思います。
そのための練習、勉強は楽しく真剣に行なっていきたいですね。
終わりのない楽しみが音楽だと思います。
Sax No END ですね。さて、最後のDavid Sanborn Clinic のお話しにいきましょう。
質問6 大きい音を出すための呼吸法とかコツがあったら教えてください。David Sanborn
まず、良いマウスピース、リード、楽器を用意します。
私はまっすぐ立って、ストラップを短くし、楽器の位置を高くしています。
そうすることで喉が開き、口が開いた状態になります。
クラリネット奏者ほどではありませんが、似たような形ですね。
質問7 サンボーンさんは音は出している状態だけが大切なのではなく、影の部分も重要だ、とおっしゃっていましたが。David Sanborn
音の出を待つ状態ですね。(休符の部分)
単なる沈黙ではない、何かが継続している、ということ。
次に来るものへの予感、緊張、ひとつの音の終わり方、次の音の始まり方、そこに沈黙の意味があります。
質問8 いつもネックがグラグラしているようですが、それはファズトーンを出すための方法か何かですか?
また、ハリソンのリガチャーのひとつがゆるゆるのようですが、それもファズトーンを出すのに一役買っているのではないですか?David Sanborn
ハリソンの手前のネジはたいてい緩めています。
これはリードの振動を良くするためです。
リガチャーはかなり奥の方へ付けていますが、その方がリードの振動がいいような気がするからです。
もちろんリードの状態にもよっては、きつく締めています。
ネックはもうこれ以上広げられないからです。−終了−
今月は900人以上の方に見て頂きビックリしています。
これでこの企画は終了ですが、楽しんで頂けたでしょうか?
2006年もこのブログが消えないように更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆ 楽しいサックスライフを ◆