マイルスとキャノンボールのサムシン・エルス
3月
22日
暖かくなってきたので体も少しずつ動かさないといけないですね。冬服の裏地があるスーツから、裏地なしのスーツの準備をしておかないといけないと思い、最近よく利用している赤坂の紳士服店で、2着オーダーしてきました。
この店でスーツを作る時は、10分くらいで済みます。
以前作った時に体の各部寸法を測ってあるので、生地を選んで裏地の色とベンツの種類、パンツの折り返しだけ決めれば終わりです。既成品のスーツだと上着に合わせるしかないので、いろいろと直す必要があるので時間がかかるし、体に合わないスーツを無理矢理着ないといけないです。
費用もあまり変らないし、オーダーはさすがにピッタリとしていて着ていて楽です。
スーツはサラリーマンの作業着ですからね。さて、今日はジャズの名盤の一つである、キャノンボールアダレイの『サムシン・エルス』をご紹介いたします。キャノンボールアダレイはアルトサックス奏者でパーカー派のプレーヤーですが、そのアーティキュレーションの素晴らしさは、群を抜いています。晩年の演奏でも、そのアーティキュレーションの素晴らしさは変りませんでした。サックスプレーヤーは、多彩なタンギングとブレスコントロールをマスターする必要がありますね。このサムシン・エルスという名盤は、キャノンボールアダレイのアルバムとなっていますが、このバンドのリーダーはマイルス・デイヴィスでこのアルバム全体の曲作りもマイルスが行なったと言われています。確かに、マイルスの吹くミュートトランペットは絶品です。キャノンボールも素晴らしいですが、このアルバムが名盤だと言われるのは、マイルスの素晴らしさによるところが大きいですね。【サムシン・エルス】1.枯葉
2.ラヴ・フォー・セール
3.サムシン・エルス
4.ワン・フォー・ダディ・オー
5.ダンシング・イン・ザ・ダークマイルス・デイヴィス(tp)、キャノンボール・アダレイ(as)、ハンク・ジョーンズ(p)、サム・ジョーンズ(b)、アート・ブレイキー(ds)